PayPal副社長、まもなくすべての形式の仮想通貨を受け入れる可能性

PayPal が間もなくすべての形式の仮想通貨を受け入れか

世界的オンライン決済システムの1つであるPayPalは、まもなくすべての形式の仮想通貨およびブロックチェーンサービスを受け入れるようになると同社の副社長であるリチャード・ナッシュ(Richard Nash)氏が明らかにしたことが分かった。

ナッシュ副社長は、現在開催されている世界経済フォーラムでCointelegraphの独占的取材の中で、PayPalに関する最新の動向を明らかにし、同社はPayPalプラットフォームですべてのデジタルサービスを使用できるようにするための努力をしていることが明らかになった。

同社が世界をリードする仮想通貨であるビットコイン(Bitcoin/BTC)向けにこのような仮想通貨サービスを全米に展開してから2年後の今、今回の計画が発表されている。なお、同社の述べている“すべての形式の仮想通貨”の中には、デジタル通貨とCDBC(中央銀行発行デジタル通貨)が含まれている。

仮想通貨への方針を明確にしたナッシュ副社長

ナッシュ副社長によって発表された今回の内容は、決定的ではないにもかかわらず、同副社長が仮想通貨への方針を明確に示唆する答えによって今のところ不満や否定的な意見は聞こえていない。

ただし、仮想通貨の経験を持つ主要なエグゼクティブは同副社長だけではなく、Cointelegraphによって報じられた以前のレポートでは、PayPalのダン・シュルマン(Dan Schulman)CEO(最高経営責任者)がビットコインの所有者であることが明らかになっている。

PayPalは、独自ステーブルコインのペイパルコイン(PayPalCoin)を起動することもできるとのこと。

仮想通貨に対して強気なPayPal

PayPalが仮想通貨を受け入れることは、会社とユーザーの両方にとって大きな指標となっている。

プラットフォームを使用することのセキュリティは、仮想通貨詐欺に対するチェックを強化する。PayPalは以前、商品やサービスの預け入れや支払いのためのウォレットの形式として機能しており、主な追加メリットは、トップ仮想通貨を購入できる機会が与えられている点である。プラットフォームへの仮想通貨導入は、仮想通貨が支払い方法としても使用できることを意味している。

Coindeskのブログによると、PayPalのブロックチェーン、仮想通貨、デジタル通貨のホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ(Jose Fernandez da Ponte)上級副社長は、この動きが仮想通貨の人気の高まりの影響であると確認。同上級副社長は、ユーザー体験習熟度を中心に展開する計画を明らかにし、将来、あらゆる形の成功は、現在の問題に対する解決策を提供し、革新への扉を開くことにかかっていると信じているとのこと。

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