仮想通貨取引所Bybitが米ドル入金を一時停止させて出金期限を設ける

Bybitが米ドル入金を一時停止させて出金期限へ

仮想通貨取引所Bybit(バイビット)は、パートナーによるサービス停止を受け、米ドル(USD)の入金を一時停止を発表した事が新たに判明した。

日本語訳:
銀行振込による米ドル決済停止のお知らせ
Advcashウォレットを介して米ドルでの入金を継続するか、ワンクリック購入ページでクレジット カードを使用して仮想通貨を購入できます。

Bybitは、銀行振込による米ドルの支払いの一時停止を発表し、2023年3月10日午前12時(UTC、※日本時間同日21:00)までに米ドルを引き出す期限を設け、SWIFTを含む電信送金による米ドルの引き出しを終了するとのこと。ただし、デポジットはAdvcashウォレットを介して機能し、Bybitユーザーはクレジットカードを使用して仮想通貨を購入できる。

BybitはSilvergateと関係があるのか

Bybitは、停止はエンドポイント処理パートナーからのサービス停止が原因であると主張している。

偶然にも、SilvergateがSEN(Silvergate Exchange Network)を閉鎖したばかりである。SENでは、取引所とトレーダーがSilvergateに口座を持っている限り、トレーダーは銀行口座と取引所の間で米ドル(USD)を移動できたこともあり、コミュニティは、Bybitが米ドルの支払いにSENを使用したかどうかについて質問している。

オペレーションチョークポイント2.0

Bybitの前に、Binanceは2月8日に米ドル送金の一時停止を発表した。

FTX、Celsius、Voyagerなどの崩壊や破たんの後、米国内の規制当局は、Choke Point 2.0の採用に火をつけたようだ。このオペレーション・チョーク・ポイントは、2013 年に米国規制当局が行った「リスクの高い」企業に対する取り締まりであり、銃器、麻薬、ローンなどに関連する企業の銀行へのアクセスを遮断する不正なオペレーションであり、ベンチャーキャピタリストのニック・カーター(Nic Carter)氏は、政府が1月3日以降、仮想通貨企業に対して同様の取り締まりを開始していると考えているという。

なお、1 月 3 日、FRS(米国連邦準備制度)、FDIC(連邦預金保険公社)、OCC(通貨監督庁)を含む米国の規制当局は、銀行に対して共同声明を発表。報告書は、「安全で健全な銀行慣行」に沿って仮想通貨へのエクスポージャーを持つ銀行に警告。このことがカーター氏が1月3日と具体的に日付を公言している事の背景である。

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