漏えいデータによってTwitterShillsの主張する利益を明らかに

Shillsは数千の利益を集める可能性

Twitterの影響力者が仮想通貨プロジェクト「TwitterShills」を促進するために請求していると報じられている価格を明らかにした事が分かった。

日本語訳:
新しいインフルエンサーのサクラ価格表のリーク

4月18日(月曜日)、温チェーン分析を手掛けるツイッターネーム@ZachXBT氏によって公開されたリストには、仮想通貨とブロックチェーンプロジェクトの「サクラ」をすると言われている114人の個人名が記載されている事が分かった。ZachXBT氏は、米国に本社を置くカナダのデジタルメディアViceとのインタビューで、リスト内のデータはマーケティング会社から収集されたものであると述べたが、その会社の特定はしていない。

ZachXBT氏によって公開されたリストには、NHL(National Hockey League=ナショナルホッケーリーグ)プレーヤーのザック・ボイチュク(Zach Boychuk)氏や、MLB(Major League Baseball=メジャーリーグベースボール)スターのスティーブ・アッシャー(Steve Ascher)氏、ボリウッドの女優ニキータ・サクデフ(Nikita Sachdev)氏、イギリスのラッパーZUBY氏、女優のリンジー・ローハン(Lindsay Lohan)氏など、世界各国のさまざまなセレブリの名が挙がっている。

サクラツイートの価格

今回名前が挙がっている114人の個人に対し、ツイートごとに80,000ドル(約1,000万円)、リツイートごとに40,000ドル(約500万円)をまとめて請求しているとのこと。

最も低いランクではツイートごとに120ドル(約15,000円)、リツイートごとに10ドル(約1,280円)を請求すると言われており、ハイランクのリンジー・ローハン氏はツイートごとに25,000ドル(約320万円)、リツイートごとに20,000ドル(約250万円)を請求すると報告されている。ZachXBT氏は、ローハンによるBNBチェーンベースのプロジェクトメタネットフィリックス(MetaNetfli/METANET)のプロモーションに対して注目。同プロジェクトでは、有名人の宣伝ツイートの後、12月に価格がゼロに下がっている。

宣伝ではなく開示が問題

リークにもかかわらず、一部のアカウントはプロジェクトを金銭目的で宣伝していることを明らかにしているため、リストされたアカウント間で実際にどの程度の不正行為が行われているのかは不明とのこと。

ZachXBT氏によると、問題はTwitterアカウントが有料プロジェクトを促進することではなく、その事実を開示していないことにあるとして同氏は次のように語っている。

リストのすべての人が非公開のサクラをしているわけではありませんが、そこにある名前の大部分はそうしています。


詐欺宣伝も問題に

今回の件で、詐欺の宣伝も問題視されており、Viceのジェイソン・ケーブラ(Jason Koebler)氏は、リストされているいくつかのアカウントに連絡して、プロジェクトを検証するかどうかを尋ねている。

日本語訳:
有料の仮想通貨「サクラツイート」の価格表がリークされ、インフルエンサーマーケティングの規制されていない世界が明らかになっています。

ケーブラ氏は、第一印象に基づいてプロジェクトを精査するアカウントもあれば、後で詐欺であることが判明したプロジェクトを削除するアカウントもある事を示唆。一方、リークリストのファーストネームであるDapp Centre  https://dappcentre.net/ は、リークに対し、積極的に対応しており、アカウント運営者は、「仮想通貨に透明性と説明責任をもたらすためのZachXBTへのすべての敬意」と述べ、リークから73人のフォロワーを獲得した事を明らかにした。

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