元リップルディレクターがXRPは金で裏付けられているとのうわさに反応

元リップルディレクターがXRPのうわさに反応

最近リップル(Ripple/XRP)が金によって裏付けられている可能性があるといううわさが広まり、これに対して元リップルンディレクターであるマット・ハミルトン(Matt Hamilton)氏がこれに反応した事が分かった。

インフルエンサーは、うわさのシナリオでは、トークンの価格が100ドル(約13,600円)に達すると予測。しかし、この憶測がどこから発生したものかは不明である。物議をかもしたXRP買い戻し提案の解釈の可能性があり、2023年初めにはこのうわさが再び浮上しだした。しかし、この憶測が物議を醸しているXRP買戻しの提案に関連しているかどうかは現段階では不明である。

元ディレクターがうわさを暴く

Valhil Capitalのジミー・ヴァリー(Jimmy Vallee)氏が2021年、XRPが世界の基軸通貨になるという前提でXRP買い戻し理論を思いついたことが公にされている。

同氏によると、これを実現するには、政府がトークンを大量に所有する必要があり、買い戻しが必要になる。同社のマネージングディレクターは、同氏の理論とブレトンウッズ協定(※米国ドルを基軸とした固定為替相場制)との比較を実施。この買い戻しは流通市場では発生せず、金の場合と同様に固定レートで発生すると主張。弁護士はこの固定値を、XRPあたり37,500ドルから50,000ドル(約511万円~680万円)に設定した。

日本語訳:
XRP Ledgerでトークン化し、企業が過去10年間行ってきたXAUのようなトークンを作成することで、金を追跡できます。しかし、XRP自体をゴールドで裏付けることはできません。

Ripple の最高技術責任者であるデビッド・シュワルツ(David Schwartz)氏は、この提案は詐欺のように見えると表明。同様に、リップルの元ディレクターであるハミルトン氏は、XRPが金で裏付けられるという最新のうわさを暴き、「XRP自体を金で裏付けることはできない」と述べた。同氏によると、可能なことはXRP LedgerでXAU トークンを作成することによって金を追跡することだという。同氏が支持する見解では、1オンスの金で1XRPを裏付けるには、1,000億XRPトークンの供給に対して280万トンの金が必要になると説明。人間がこれまでに採掘した金の量は約208,874トンにすぎないため、これは非現実的であると指摘した。さらに重大な懸念として同氏は、XRPの供給量が有限であるのに対し、金は年間約0.3%上昇することだと主張している。XRP コミュニティが陰謀論や憶測に精通していることは注目に値する。

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