スターバックスがWeb3.0 ベータ版テストを開始
世界に32,000店舗以上を抱えるコーヒーチェーンのスターバックス（Starbucks）は12月8日（木曜日）、NFTコミュニティとWeb 3.0プログラムのベータ版テストを開始したことが分かった。
12月8日、スターバックスはWeb3.0 体験プログラム「Starbucks Odyssey」のベータ版テストを開始。Starbucks Odyssey は、既存のStarbucks Rewardsプログラムに新たに追加されるとのこと。このプログラムでは、「ジャーニー スタンプ（Journey Stamps）」と呼ばれるデジタルコレクティブルで勝者に報酬を与えるさまざまなチャレンジが提示される。なお、スターバックスファンは、2023年にオープンするOdyssey NFTマーケットプレイスでこれらのスタンプを互いに売買できるようになるとのことだ。
スターバックスNFTプログラムはどのように機能するのか
コーヒー愛好家は、スターバックスリワード（Starbucks Rewards）アカウントを作成することで、Starbucks Odyssey にアクセスでき、ログインすると、メンバーはその”旅”に参加できるという。
これらには、コーヒーとスターバックスの歴史について学ぶインタラクティブゲームやビデオが含まれ、メンバーは特定製品を購入することで、いくつかの旅を完了できる。次に、スターバックスリワードカードをスキャンし、Odyssey 機能に通知し、これらの課題を完了すると、メンバーポイントが付与される。メンバーポイントは、約500ポイントが貯まると、スタンプを獲得。このスタンプはコーヒーをテーマにしたNFTで、特別な体験をアンロックする。
NFT（非代替性トークン）は、物理的オブジェクトとデジタルオブジェクトの所有権をブロックチェーンに記録する。特別な体験には、3つの特典があり、ローエンドのエクスペリエンスには、コーヒーレシピの仮想クラスやユニークなアートへのアクセスも含まれる。最終的にメンバーは、より多くのポイントとNFTを獲得するにつれて、現実世界の経験を解き放てる。例えば…、スターバックスリザーブロースタリー（Starbucks Reserve Roasteries）や、スターバックスハシエンダアルサシア（Starbucks Hacienda Alsacia）コーヒーファームへの特別旅行の招待状を受け取れる。
会員ポイントは年末にリセットされるが、会員はスタンプを保持し、その後、スターバックスカードやその他の商品にNFTを印刷できる。
