スヌープ・ドッグがBored&Hungryをオープン
BAYC(Bored Ape Yacht Club)NFTにインスパイアされた最初の飲食店である、Bored&Hungryが今春、ロサンゼルスにオープンしたことが明らかになった。
👀 @HYPEBEAST – We appreciate the love! Thank you to the community for making this opening weekend a success! A lot more to come soon. 🦍🍔 #BAYC #MAYC @BoredApeYC https://t.co/9smaMEc71Y
— Bored & Hungry (@BoredNHngry) April 11, 2022
愛に感謝します!このオープニングウィークエンドを成功させてくれたコミュニティに感謝します!すぐにもっとたくさん来る。
スヌープ・ドッグ氏がロサンゼルスにオープンした飲食店「Bored&Hungry」は、BAYC NFTから名前をとった初の事業体となる。
Announcing the newest member on the Food Fighters Universe team @SnoopDogg AKA Dr. Bombay 👀 pic.twitter.com/itZqpG3neQ
— Food Fighters Universe | MINTING JUNE (@FoodFightersU) June 3, 2022
同レストランを運営するチームは、NFT(非代替性トークン)をテーマにした次のレストランを開くため、ラッパーでNFTの愛好家ドッグ氏を招いたとのこと。同氏とアンディ・グエン(Andy Nguyen)氏, ケヴィン・セオ(Kevin Seo)氏, フィリップ・フイン(Phillip Huynh)氏が共同設立したスタートアップ企業Food Fighters Universeは、ロサンゼルスでDr. Bombay’s Sweet Explorationを立ち上げる意向を明らかにしているとのこと。
NFT保有者に所有画像の商業化権利を付与するBAYC
スタートアップのYuga Labsが創設したBAYCは、NFT保有者に所有する画像を商業化する権利を付与しており、アパレルからビールやマリファナのパッケージまで、さまざまな製品に使用されているほか、バーチャルバンドプロジェクトや今後予定されている映画やテレビの制作にも使用されている。
そのため、ドッグ氏のデザートレストランは、Yuga Labsが作成したBored Apeの公式レストランではないが、ラッパーが所有するNFT画像を使用する権利はあるとされている。
NFTとは、あるアイテムの所有権を証明するものであり、この場合Bored Apeのデジタル画像は、所有者のコミュニティへのアクセスや、商業的権利、その他の特典を提供するものであるとされている。実際に同氏は、すでにNFTの領域に深く入り込んでおり、BAYC NFTを所有し、イーサリアム(Ethereum)のThe Sandboxやカルダノ(Cardano)のNFT Clay Nationプロジェクトとコラボレーションしているほか、古典的なミームであるNyan CatをベースにしたNFTもリリースしている。さらに同氏は、Crypto TwitterでCozomo de’ Mediciという偽名を使用している人物と同一人物であると断言しており、Cozomo de’ Mediciは、数百万ドル規模の貴重なコレクションを誇るNFTのコレクターとして知られている。
Bored ApeのNFTは、これまでに合計で21億ドル(約2,784億円)以上のセカンダリーマーケット(※1)取引高を記録しており、NFTの中でもトップクラスの売り上げを誇っている。
すでに発行された仮想通貨が投資家間売買される市場のことで、流通市場または二次市場とも呼ばれている。