Nasdaq調査:投資家がスポットETFに強気であることを発見

資産運用会社はスポットETFに強気の姿勢

上場投資信託Nasdaqによる米国の500人の金融資産運用会社を対象とした調査によると、ファイナンシャルアドバイザーの大多数は、スポットETFが利用可能であれば、クライアントの資金を仮想通貨に投資すると述べている事が分かった。

回答者の72%は仮想通貨への投資に熱心であると述べており、仮想通貨に対する組織の関心も2022年に大幅増加している。CME(Chicago Mercantile Exchange=シカゴ・マーカンタイル取引所)は最近、主要アルトコインを追跡するインデックスを立ち上げ、ウォール街の大手Goldman Sachsも、機関投資家にもっと多くの仮想通貨製品を提供する考えを表明している。

機関投資家は仮想通貨に強気

Nasdaqによる調査では、すでに仮想通貨に投資しているファイナンシャルアドバイザーの86%が今後12カ月間で彼らの割り当てを増やすことを計画していることを示している事も明らかになった。

事実上、彼らの保有量を減らすことを計画している声はなく、調査によると、アドバイザーは平均して、クライアントのポートフォリオ全体の約6%を仮想通貨に割り当てている。需要が急増し続けるにつれてアドバイザーは、現クライアントの会話を支配している仮想通貨の質問に対する解決策を探しており、Nasdaqのデジタル資産インデックス調査責任者、ジェイク・ラパポート()氏は次のように語っている。

データは、最近の市場の損失にもかかわらず、主要商社の仮想通貨への参入は、過去2年間の宇宙の激しい集会の重要な要因の1つでした。


スポットビットコインETF

スポットビットコインETFの登録申請が増えるにつれ、SEC(米国証券取引委員会)は黙認しなければならない可能性があるという。

SECは、スポット仮想通貨ETFの申請を繰り返し拒否しており、仮想通貨先物を追跡する5つのETFのみを承認しているのが現状だ。現在、資産運用会社のGrayscale Investmentsによる提案が規制当局によって検討されている。同社は、SECによる過去複数回に渡った申請拒否にもかかわらず、現在の提案が承認されることを確信していると表明している。しかし、Nasdaqの調査によると、投資家はそのような承認についてそれほど確信が持てず、調査対象のアドバイザーの31%は可能性が低いと感じ、7%は確信が持てないと回答している。

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