ACミランがBitMEXと提携で限定版NFTを販売
デリバティブに焦点を当てた仮想通貨取引所であるBitMEXは、イタリア・ミラノのプロサッカークラブACミラン（Associazione Calcio Milan）と提携し、限定版3DNFT（非代替性トークン）を4月14日（木曜日）にリリースすることを発表した。
NFTの販売収益は、同サッカークラブの企業責任と持続可能性のより広い範囲に関連する非営利団体Fondazione Milan（ミラノ財団）を支援するために使用されるとのこと。今回販売されるNFTは、ACミラン初のNFTベンチャーであり、5億人を超える国際的なファン層と交流するための新しい方法へとつながっている。
ACミラン初のNFTベンチャー
ACミラン公式発表によると、BitMEXとFanSeaと共同で新しいNFTプロジェクトを発表。同クラブは、南スーダンからの特別なミランジャージの限定版3DNFTを販売するとのこと。収益は、世界中のNPO慈善イニシアチブを支援するために送られ、戦争で荒廃したウクライナの人道的危機を緩和するための取り組みも含まれるという。
3DNFTは、持続可能な技術の助けを借りてFanSeaと呼ばれるプラットフォームによって作成されており、75,817個の認定された限定版が販売される。これに続いてユーザーは、プラットフォームのアプリバージョンで3DNFTにアクセスできるとのことだ。限定版NFTは、南スーダンの少年がミラン博物館に向かう、引き裂かれたACミランのジャージを表しており、特別ジャージは、デンマークの写真家ジャン・グラルップ（Jan Grarup）氏が南スーダンを直接訪れ、東アフリカで発生した洪水を記録した際に発見されたものとのこと。同氏は彼のミラノのジャージ姿の男の子に会い、彼に新しいものを購入。クラブに寄付された使い古されたミラノのジャージを持っていったと伝えられている。なお、男の子が着用していたジャージはその後、ミラノのロッソネリ本社であるカサミラノのモンドミラノ博物館に展示されており、同チームは次のように述べている。
ACミランのパートナーであるBitMEXは、特別なNFTを多数購入することで、フォンダツィオーネミラノに寄付することでプロジェクトに貢献してくれました。また、NFTを事前注文した最初の10,000人のファンにも追加のNFTが贈られます。特典。これにより、ユーザーはBitMEX.comで取引割引やその他の特典を利用できます。
2021年夏、NEXTMONEYの特集記事「BitMEXがACミランの公式スリーブスポンサーと公式仮想通貨取引パートナーに」で報じたように、ACミランはBitMEXとの複数年にわたるパートナーシップを締結。このコラボレーションにより、BitMEXは公式の仮想通貨取引パートナーにもなり、ACミランのファンベースはデリバティブ取引所のすべての独占オファーから利益を得ることができる。
