ゴールドマンサックスが仮想通貨投資サービス提供準備へ

ゴールドマンサックスが仮想通貨サービス提供の準備

これまで仮想通貨に対して否定的なスタンスであったGoldman Sachs(※以下、ゴールドマンサックスと表記)が、投資商品で仮想通貨市場における競争をリードしたいと考えており、サービス提供準備を始めている事が分かった。

ゴールドマンサックスのプライベートウェルスマネジメント部門のデジタル資産部門に任命されたメアリー・キャサリン・リッチ(Mary Catherine Rich)グローバルヘッドは、銀行がビットコイン(Bitcoin/BTC)およびその他の仮想通貨への投資をプライベートウェルスマネジメントグループ内のクライアントにまもなく提供すると発表した。CNBCによる独占インタビューの中でリッチ氏は、同社が2022年第2四半期に提供するために懸命に取り組んでいると述べ、次のように語っている。

私たちは会社全体のチームと緊密に協力して、プライベートエクイティクライアントにエコシステムへの思慮深く適切なアクセスを提供する方法を模索しています。それは短期的に提供することを楽しみにしています。

さらに同氏は、同社がさまざまなタイプの投資を通じ、完全な仮想通貨投資ツールキットを提供する可能性を検討していると語っている。

モルガン・スタンレー社の足跡をたどる

投資銀行およびブローカーディーラーとして運営されているアメリカの金融多国籍企業であるMorgan Stanley(モルガンスタンレー)は、最近ビットコインファンドを提供できるようになると発表しており、ゴールドマンサックスもこれを再現したいと考えているとみられる。

世界中で適用されている規制により、ますます多くの銀行や投資ファンドがウェルスマネジメント戦略やサービスに仮想通貨およびデジタル資産を含めたいと考えている。デジタル資産の継続的な需要は、仮想通貨に優しいさまざまな銀行にローンを要求することにより、仮想通貨を蓄積する方法を見つけたMicroStrategyのマイケル・セイラー(Michael Saylor)CEO(最高経営責任者)などの機関や著名人のサポートもあり、飛躍的に成長している。

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