イーロン・マスク氏、ビットコインマイニング評議会の役わりを果たさない予定

イーロン・マスク氏はビットコイン評議会で役割を果たさない予定

テスラ(Tesla)社の CEO であるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、米国を拠点とする一部のマイナーとの会合にもかかわらず、ビットコインマイニング評議会で正式な役割を果たさない予定であることが分かった。

5月25日付の当NEXTMONEYの特集記事「イーロン・マスクとマイケル・セイラーがTwitter上で再生可能エネルギーについて話す」で報じたように、マスク氏率いるテスラ社が支払いの選択肢の一つであるビットコイン(Bitcoin/BTC)の受け入れを一時停止しした理由について、ビットコインマイニングによる石炭の使用が急速に増加していることを懸念したマスク氏は、エネルギー使用の透明性を促進し、世界中の持続可能性イニシアチブを加速することを目的に、ビットコインマイニング評議会を設立することを約束していた。今回分かったのはこのビットコインマイニング評議会で、マスク氏が正式な役割を自身は果たさない構えであることがわかった。

ビットコインマイニング評議会でのマスク氏の評判

マスク氏は、最大のブロックチェーンネットワークに関係する人々に、クリーンエネルギーマイニングに取り組むよう公言している。

多くのコミュニティ メンバーは、彼の言葉を最初は批判的なものと見なしていたが、マスク氏は実際に米国に拠点を持つビットコイン マイナーと会い、な解決策について話し合ったことから、見方は少しずつ変化してきている。MicroStrategy(マイクロストラテジー)のマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が率いる会議にて、エネルギー使用の透明性を促進し、世界中の持続可能性イニシアチブを加速することを目的とする組織であるビットコインマイニング評議会(Bitcoin Mining Council)が結成されている。

マスク氏はその最初の会議に参加していたため、彼は評議会の将来に積極的に参加するとみられていた。しかし、最近公開されたばかりのマイニング評議会の公式サイトには、その可能性を否定しており、次のように述べている。

イーロン・マスク氏はBMCで何の役割も果たしていない。彼の関与の範囲は、ビットコインのマイニングについて話し合うために、北米の企業グループとの教育電話に参加することでした。対照的に、まもなく10万ビットコインを保有することを計画しているマイケル・セイラー氏は、ファシリテーターおよびビットコイン・サポーターとしてのBMCの主要メンバーです。

セイラー氏自身は、評議会を「ネットワークとそのコア原則にコミットするビットコイン マイナーの自発的でオープンなフォーラム」と説明。関心のある人には参加を呼びかけており、今後も積極艇に評議会へ関わっていくとみられている。

イーロン・マスクとマイケル・セイラーがTwitter上で再生可能エネルギーについて話す

2021.05.25

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