イーロン・マスクとマイケル・セイラーがTwitter上で再生可能エネルギーについて話す

イーロンマスク氏が北米マイナーと会話

大手電機自動車メーカーTesla(テスラ)社のイーロン・マスク(Elon Musk)CEOが、北米のビットコインマイナーと話をし、ビットコインマイニング評議会を設立することを約束した事が分かった。

最近、仮想通貨市場の浮雲児、お騒がせと言ったイメージがついているマスク氏だが、先日当NEXTMONEYの特集記事「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じたように、Teslaが支払いの選択肢の一つであるビットコイン(Bitcoin/BTC)の受け入れを一時停止していると述べ、その理由について、ビットコインマイニングと取引のための化石燃料、特に燃料の排出量が最も少ない石炭の使用が急速に増加していることを懸念していることを明かしていた。環境の目を向け始めたことを公にしたマスク氏は、「エネルギー使用の透明性を促進し、世界中の持続可能性イニシアチブを加速する」ためにビットコインマイニング評議会を設立することを約束。さらに、現在計画中の再生可能エネルギーの使用法については公開することに同意しているとのことだ。

多数の企業幹部も参加した会議での内容とは

今回マスク氏がマイナーと議論出来たきっかけは、Microstrategy(マイクロストラテジー)のマイケル・セイラー(Michael Saylor)CEOが主催したことで、より注目が集まっている。

マスク氏とセイラ―氏は、マイニング企業がビットコインマイニングカウンシルを設立することに合意したと述べており、マスクは5月24日(月曜日)、ツイッターでビットコインマイナーと話をしたと発表した。

日本語訳)北米のビットコインマイナーと話をしました。彼らは、現在計画されている再生可能エネルギーの使用法を公表し、世界中のマイニング企業にそうするように依頼することを約束しました。潜在的に有望です。

セイラー氏はマスク氏のツイートにすぐに反応し、次のようにツイートした。

日本語訳)昨日、私はイーロンマスクと北米の主要なビットコインマイナーとの間の会議を主催することを嬉しく思いました。マイナーは、エネルギー使用の透明性を促進し、世界中の持続可能性イニシアチブを加速するためにビットコインマイニングカウンシルを設立することに同意しました。

セイラー氏は同会議に、Argo BlockchainBlockcapCore ScientificGalaxy DigitalHive BlockchainHut 8 MiningMarathonRiotBlockchainの幹部が参加したと述べた。

セイラ―氏によると、会議に出席した幹部らは、エネルギー報告を標準化し、業界のESG(※1)目標を追求し、市場を教育および成長させるための組織を設立することを決定しました」。
(※1)ESGとは、Environment=環境、Social=社会、Governance=ガバナンスの頭文字を取ったもので、これらの3点を意識した企業取り組み・努力のことを言う

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2021.05.13

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