FTXがNFT対応のゲーミングアーム「NFTasaService」を発売

FTXがゲームユニット立ち上げ

サム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏が率いる仮想通貨のデリバティブ取引所大手FTXは、タイトルに暗号収集品を組み込むことを検討しているゲームスタジオ向けに「NFTasaService」製品を発売した事が新たに分かった。

人気デリバティブ取引所FTXは、主流ゲームパブリッシャーにNFT(非代替性トークン)統合や、その他のブロックチェーンを利用した収集品サポートを提供するゲームユニット「FTX Gaming」の立ち上げ計画を立てている。

FTXはゲームスタジオにWeb3操作性を提供

大手メディアBloombergは、同社が今後数カ月以内にゲーム衣装を発売すると報告。

FTX Gamingユニットは、主流ゲームスタジオ向けサービスとしての仮想通貨プラットフォームとして機能するように設定されており、同サービスによってNFTサポートを提供し、企業がゲーマー向けデジタルトークンを起動できるようにしていくという。同取引所によるゲーム市場への進出は、ゲームパブリッシャーによるブロックチェーンテクノロジーと、仮想通貨採用を奨励するための戦略的な動きを示しており、分散型システムがゲームの将来において極めて重要な役割を果たす可能性があると考えており、同取引所のスポークスマンは次のように述べている。

ゲームを暗号のエキサイティングなユースケースと見なしているため、FTXゲーミングを開始します。世界には20億人以上のゲーマーがいて、デジタルアイテムを使って遊んだり収集したりしており、今ではそれらを所有もできます。


ゲーム業界を重要と捉えるFTX

FTX米国のブレット・ハリソン(Brett Harrison)CEO(最高経営責任者)は2022年1月、同社がゲーム業界を重要な関心事と見なしているとツイート。

同CEOは、FTXがNFT、仮想通貨取引、ウォレットテクノロジーを大規模なゲームエコノミーに直接統合することを計画していると述べている。FTXは、Solana Venturesと提携して、1億ドル(約115億円)のブロックチェーンゲームファンドを立ち上げ、分散型テクノロジーの統合に焦点を当てたゲームスタジオをサポートすることを発表している。

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