インドネシア人学生の自撮りセルフィーNFT
インドネシア人大学生のゴザリ・ゴザロ(Ghozali Ghozalo)氏が、数日で大量の取引を達成したバイラル(※一気に拡散)NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)コレクションを作成し、高額で販売された事がわかった。
Uploading my photo into nft lolhttps://t.co/E3Q4sBmN26#NFT #opensea pic.twitter.com/rD51rdcpzp
— Ghozali_Ghozalu (@Ghozali_Ghozalu) January 10, 2022
注目のNFTのコレクションは、ゴザロ氏が4年間にわたって撮影した自撮り写真で構成されている。同氏によると、2017年の18歳~2021年の22歳までの期間、自撮りしたもので、毎日パソコンの前に座っている自分を撮影したものだという。完全に4年間取られたものではなく、同コレクションには933枚の画像しか含まれていない。今回NFTコレクションとして販売された写真は、卒業式用のビデオ作製のために撮影されたものだと言う。同氏は後にその写真をNFTに変換し、人気NFTマーケットプレイスOpenSeaで販売することを決定したという。
普通の大学生が億万長者に
ゴザロがOpenSeaにて自撮りセルフィをNFTに変換して販売下コレクションのタイトルは「GhozaliEveryday」だ。
同氏は、1月9日(日曜日)に同コレクションを開始。当初NFT価格は3ドルに設定されていたものの、その後同コレクション内の各NFTの最低料金は0.4 ETH(約155,000円ん)にまで上昇。これまでに277ETH(約1億円)の売り上げがあり、文字通り億万長者となった。
Ghozali happened today 🧵
A collage kid who challenged himself how far his engagement can go by minting 1000days of his selfie on OS. It was shilled by @Jejouw and although it may seems funny and as a meme. We came in @Barthazian @sweettoothnft @TheBoggartt @Nate_Rivers pic.twitter.com/BbNwAHK5W2— Arnold Poernomo (@ArnoldPoernomo) January 12, 2022
NFTコレクションは、インドネシアの有名シェフであるアーノルド・ポエルノモ(Arnold Poernomo)氏や、インドネシアのスニーカー&ストリートウェア起業家ジェフリー・ジェジョウ・ジョウ(Jeffry“ Jejouw” Jouw)氏をはじめ、分散型金融コミュニティメンバーらによって拡散(宣伝)された。
ポエルノモ氏は、コレクションがジョウ氏によってジョークの一つとして取り上げた後、ジョウ氏と他の投資家によってゴザロ氏が追加収入されるのを助けるために計画を立てて購入したと述べている。現在、彼らはゴザロ氏のDiscordフォーラムを運営と管理支援をしている。また、ポエルノモ氏は、トークンで78,000%の利益を実現、コレクションの宣伝でゴザロ氏の生活を変えただけではないと述べている。
CryptoPunksやBoredApe Yacht Clubなどの他のNFTプロジェクトには、バックにマーケティングイニシアチブがあるが、ゴザロ氏のコレクションはやうまくまとまりながら大きな利益を獲得している。多くのの新規NFTと同様、トークンが長期的にその価値を保持するかどうかは不明だ。しかし、同コレクションは目新しいものであり、今後数日でさらに多くの新しい投資家を引き付ける可能性があるだけに、普通の大学生がNFTでどこまで上昇していくのか、多くのNFTファンが注目している。