韓国の大手年金基金がビットコインETF投資の噂を否定

韓国の大手年金基金がうわさを否定

韓国最大の相互援助団体である韓国教職員控除会が、ビットコインが支援するスポットETFに投資するという噂を否定した事が分かった。

日本語訳)
速報:450億ドル以上の資産を持つ韓国教師信用組合は現在、バランスシートのためにビットコインを購入しています。

NEXTMONEYの10月26日(火曜日)付け特集記事「韓国年金基金、2022年からビットコインETFに投資を示唆」で報じたように、KTCU(KoreaTeacher’s Credit Union=韓国教職員控除会)が、2022年にビットコインETF(上場投資信託)を介してビットコインに投資することを計画していると複数メディアによって報じられていた。また、ビットコイン強気派インフルエンサーとして知られる投資家のアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)によるTwitterでのツイートも、今回のうわさに拍車をかけていた。

このKTCUは、340億ドル(約3兆8,635億円)を超える資産に責任がある韓国内最大の年金基金の1つである。そのKTCUが10月26日(火曜日)、公式声明を出し、ビットコインまたは他の仮想通貨と関連付ける計画について公式声明を発表し、次のように否定した。

KTCUはビットコイン関連のETFへの投資をレビューしたことはなく、そうする計画もありません。


ビットコインETFにとってなぜこれが大きな問題なのか

なぜ、KTCUがビットコインETFを介して投資する問題が大きくクローズアップされたのか。

KTCUは、韓国を代表する年金基金として、教師の経済的利益と福祉を確保するという目標を常に維持しており、同基金が過去にリスク回避的な投資を通常回避してきた理由だ。したがって、KTCUがビットコインETFに投資するのは”リスク”と言う観点から、大きな驚きを持って捉えられたため、大きくクローズアップされたのである。

以前の噂では、KTCUがビットコインにリンクされたスポットETFを作成して資本を割り当てることを示唆していた。これをすることにより、KTCUはビットコインにリンクされたETFを立ち上げた最初の韓国の資産運用会社になる。最初のビットコインETFがNYSEC(ニューヨーク証券取引所)を通じて米国でデビューし、すぐにBTCが史上最高値を記録。史上初のビットコインETFが2月にカナダで承認された際にも、仮想通貨市場の大幅な急増につながっている。KTCUへの投資についての噂が本当なら、BTCが予想よりも早くその長い間望まれていた10万ドルのマークに到達するのを見れたかもしれない。

韓国は常に仮想通貨に対してかなり厳格なスタンスを保ってきただけに、KTCUによるビットコインETFへの投資は、韓国市場の仮想通貨シナリオにとって歓迎すべき変化だったとみられる。

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