MONAコインがコインチェックへ上場|発表後に20%の上昇
日本の大手仮想通貨取引所であるコインチェックは31日、仮想通貨MONAコインを同プラットフォーム上に上場させると発表をおこなった。
今回の発表ではすでに、コインチェックへの上場時期が明らかとなっており、2019年6月上旬を予定しているようだ。またMONAコインの上場によってコインチェックで取扱う仮想通貨は、以下の10種類となる。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- NEM(ネム)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- イーサリアムクラシック(ETC)
コインチェックは今年1月11日、資金決済法に基づく正式な仮想通貨交換業社として登録されて以来、初となる仮想通貨の上場を発表する形となる。
モナコインは、日本のオンラインコミュニティサイト「2ちゃんねる」のキャラクターである「モナー」をデザインとした、非常に日本と馴染みの深い仮想通貨である。
しかしモナコインは2018年5月頃、モナコインブロックチェーンがマイナーによる攻撃を受け、巻き戻し(Reorganization/Reorg)が複数回にわたり発生。これにより海外の取引所にて約1000万円の損害が発生しているなど、ハッシュパワーの弱いチェーンへの懸念点が指摘されている。
しかし今回の上場を受け、モナコインの価格は20%以上の上昇率を記録しており、今後も大きな注目が集まっている。