史上初のNFTをテーマとした1か月以上にわたるバーチャルフェス、Flow Festが開催中|北米ユニコーン企業ダッパーラボが開発するFlowブロックチェーン上のプロダクトが集結

史上初のNFTをテーマとした1か月以上にわたるバーチャルフェス、Flow Festが開催中|北米ユニコーン企業ダッパーラボが開発するFlowブロックチェーン上のプロダクトが集結

NFTを採用した数々の最先端プロダクトの祭典

カナダ バンクーバーを本拠とするダッパーラボが、史上初のNFTをテーマとした1か月にわたる祭典、Flow Festが開催中であることを発表した。Flow Festは、FlowエコシステムのプロジェクトであるFlowverseとThe First Mitnが主催するグローバル規模のバーチャルフェスティバルで、10月12日から11月30日まで1か月以上にわたり開催される予定だ。

今回開催されるFlow Festでは、Flowブロックチェーン上に構築されたNFTなど最先端の技術を採り入れたコレクターズアイテム、ゲーム、音楽、スポーツなどについて知ったり、体験したりすることが可能で、期間中にはさらに驚くような発表やNFTの無料配布「ミステリーパック」、そして様々なサプライズが用意されているという。またFlow Festは、Flowブロックチェーンエコシステムのパートナー企業による新作NFTプロダクトに注目してもらうことを目的としており、世界中の数十万人のコレクターを対象としたグローバル・マーケティング・キャンペーンが実施される。

Flow Fest Discord: https://discord.gg/flowverse
Flowウェブサイト: https://www.onflow.org/

NFT配布企画「ミステリーパック」は誰でも無料で参加可能

Flowブロックチェーンとは

Flowブロックチェーンは、2017年に一世を風靡した10万人以上のユーザーを抱えるブロックチェーンゲーム、CryptoKittiesを手掛けたメンバーを中心とするダッパーラボが開発するNFTのユースケースに特化したブロックチェーンであり、これらのブロックチェーンを開発するダッパーラボは、これまでにワーナーミュージックグループユニオンスクエアベンチャーズ、アンドリーセン・ホロウィッツなどをはじめとする世界的企業やベンチャーキャピタルから、総額約7億ドル(約770億円)の資金調達に成功し、評価額約8,300億円を誇るユニコーン企業である。Flowブロックチェーンでは、米プロバスケットリーグNBAのデジタルトレーディングカード「NBA TopShot」がローンチ後1年足らずで売り上げ7億ドル(約770億円)を達成させるなど、世界的に大きな話題を呼んでおり、さらには米プロアメリカンフットボールリーグのNFLやサッカースペインリーグの「LaLiga」などとの提携が発表されている。

Flowブロックチェーンの軌跡

Flowブロックチェーンは元々、過去に大人気を博したCryptoKittiesの経験の中で直面した課題を解決するべく、高速・分散・開発者フレンドリーで、初のコンシューマー向けブロックチェーンとして次世代ゲームを誘致することを目標に一から開発が開始された。開発開始後も、Flowブロックチェーンのエコシステムは約1年前のトークン配布以来、急速な成長を続けており、NFT分野の最高のアプリやユーザー、開発者から大きな注目を集め続けている。

記録的な数のNFTセカンダリーセールス

Flowが世界で最も急速に成長しているブロックチェーンの1つとなったのは、記録的なプロダクトであるNBA Top Shotの台頭である。これにより一般社会からのNFTやブロックチェーン業界全体に対する関心が大きく高まり始めるきっかけとなった。現在、100万人以上のユーザーと約10億ドル(約1100億円)の売上高を誇るNBA Top Shotは、一般消費者がユーザーフレンドリーなブロックチェーンアプリケーションに関わることを望んでいることを証明。その後NFL、La Liga、UFCなどの組織がFlowと提携し、デジタル・コレクターズアイテムをFlowネットワークに構築している。さらには、Flowブロックチェーン上のNFTは、最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaでまもなく取引可能になる予定だ。Flowは、これまでに1,000万件以上のNFT取引と5,000万件以上のブロックチェーン上のトランザクションが行われ、NFTのセカンダリー市場で業界をリードしている。実際にAxie Infinityの約600万取引、Ethereumは約300万のNFT取引取引と比較すると、これが非常に大きな数字であることが分かる。

2021年にFlowエコシステム企業で合計7億ドル(約770億円)以上の資金調達に成功

Flowブロックチェーンは、アート、音楽、ゲーム、テック、スポーツなどの分野でも中心的な存在トンっている。2020年12月には、Flowネットワーク上でプロダクト構築する企業は50社であったが、現在、その数は650社以上に増加しており、これは前月比で約25%成長に相当し、このような動きはゲームやエンターテインメントなど、あらゆる分野で増加し続けている。Chainmonsters、Eternal、RCRDSHP、TheFabricant、Koening、Giglabsなどのプロダクト群は、ユーザーのみならず、投資家からも支持を得ており、Flowブロックチェーンをベースにしたプロジェクトは、2021年に外部の投資家から7億ドル以上(約770億円、エクイティ、トークンどちらも含む)の資金調達に成功し、Flowブロックチェーンを開発したダッパーラボは、ベンチャーキャピタルからさらに5億ドル(約550億円)を資金調達している。

ウォレット数の急激な増加

Flowは、最初のdApp(分散型アプリケーション)であるNBA TopShotのベータ版ローンチから9ヶ月で240万件以上のウォレットを誇っている。例えばBloctoというサードパーティのFlowウォレットは、さまざまなFlowパートナーのユーザー資産のハブとなりつつある。Bloctoは、わずか1年足らずで20万人以上のFlowユーザーを獲得しており、1900万以上(10/20時点のFlow価格に換算すると、約280億円)のFlowトークンがステーキング(Flowブロックチェーンのスマートコントラクトに預けること)されている。

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