イエレン財務長官、急成長するステーブルコインの迅速な規制を要求

ステーブルコインには「適切な米国の規制の枠組み」が必要

米国のジャネット・イエレン(Janet Yellen)財務長官は、急速に成長し、適切に監督されていないステーブルコインを迅速に規制するよう米国当局に要請した事が分かった。

現米国財務長官であるイエレン氏は、米国の金融規制当局に対し、ステーブルコインに関する新しい規則を実施するよう要請。同氏は、このタイプの仮想通貨は急速に拡大しており、当局は「迅速に行動する」べきだと考えている。

ブルームバーグの報道によると、金融市場に関する大統領のワーキンググループの最近の会議中に、イエレン財務長官が、ステーブルコインが米国で適切に監督されていないことを警告した事を報じており、財務省は、「迅速に行動」し、規制の枠組みの下に置く必要があるとして、次のようにコメントした。

長官は、適切な米国の規制の枠組みが整っていることを確認するために迅速に行動する必要性を強調しました。


米国当局はステーブルコインがもたらすリスク規制を計画

米国当局は会議のなかで、ステーブルコインの急速な成長、支払い方法としてのそれらの可能な利益、これらが金融システムとエンドユーザーにもたらす可能性のある潜在的なリスクについて話し合っている。

米国の規制当局は、今後数カ月以内にこれらのデジタル資産に関する規制のギャップを修正するための計画を発表するとのこと。ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)などの仮想通貨は魅力的な投資オプションの可能性があるが、変動性が高く、非常にリスクが高いと指摘されている。一方、ステーブルコインは、国の通貨や貴金属などの堅実な資産に固定されているため、より多くのセキュリティを提供するように設計されている。

先週、連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長も、デジタル通貨とその適切な規制についてのトピックを提起。中央銀行のデジタル通貨に関する連邦準備制度理事会の調査の状況について、規制の観点から「臨界点」にあると指摘している。

同議長は、米国が9月に出版社のレポートを発行し、それに仮想資産、ステーブルコイン、およびCBDCを含めると述べ、次のように語っている。

私たちはデジタル決済に幅広く取り組むつもりです。それはステーブルコインを意味し、仮想通貨を意味し、CBDC(中央銀行の発行するデジタル通貨)を意味します。その問題のグループ全体と支払いメカニズムは、規制の観点から本当に重要なポイントにあると私たちは考えています。


中国と日本もステーブルコインの厳格なルールを求めている

中国人民銀行は先日、デジタル通貨、特にステーブルコインが世界の金融システムに悪影響を与える可能性があることへの懸念を表明した。

NEXTMONEYの特集記事「米国上院議員、オリンピック選手が2022年の試合でデジタル元の使用を禁止要請」で報じているように、中国人民銀行のファン・イフェイ(Fan Yifei)副総裁は、彼らを「投機ツール」として説明しまし、次のように指摘している。

一部の商業組織のいわゆるステーブルコイン、特にグローバルステーブルコインは、国際通貨システム、支払いおよび決済システムなどにリスクと課題をもたらす可能性があります。

日本でもステーブルコインに対する規制の声は日々高まっており、一部当局者は「日本でステーブルコインに関するより厳格な規則の実施導入の可能性浮上」で報じたように、ステーブルコインが国の財政の安定に対する脅威であるとして、日本政府はステーブルコインをより厳格な規制下に置くことを検討している。

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