マイケルジョーダンとケビンデュラントが新しいNFTに
人気のNFTプラットフォームNBAトップショットのメーカーは、新しい資金調達ラウンドで3億500万ドルを調達したことが明らかになった。
グローバル投資マネージャーであるCoatue Managementによって導かれた投資ラウンド報告が3月30日(火曜日)に報告され、カナダの技術会社Dapper Labsが投資家たちから3億500万ドル(約337億円)の資金を調達に成功した。他の参加者には人気YouTuberのアシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)氏や、SmithUSV、The Chernin Groupなどが含まれている。
NFTプラットフォームNBAトップショットは、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)、ケビン・デュラント(Kevin Durant)、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)のような世界でも有名なNBA選手のカードをリストすることで注目を集めている。Dapper Labsは、NBAトップショット以前、ビデオゲームの暗号化クリプタクリップを獲得しており、プロジェクトは急速にイーサリアムブロックチェーン上の最も注目すべきNFTプラットフォームとなっている。
NFT(非代替性トークン)はそれ自体に価値を持たない特殊なイーサリアムトークンであり、高度な暗号化技術を使ってデジタル資産の所有者を特定するものとして近年、注目を集めている。実際、NFTは芸術、トレーディングカードなど様々な分野に拡大しており、BeepleのNFTアートが6,900万ドル(約76億円)で落札されるなど、その市場規模も急速に拡大している。また、当NEXTMONEYの特集記事「ニューヨークタイムスの自社記事がNFTオークションに=約60万ドルで落札」、「Twitterジャック・ドーシーCEO、史上初ツイートのNFTを290万ドルで売却」、「クリスティアーノロナウドNFTカード、29万ドルの史上最高値で落札」、「バンクシー、オリジナル作品「モロンズ」焼却後NFTに変わる」、「パリス・ヒルトン、すでにNFTリリース=ツイッターで喜びをツイート」など、今月に入ってから当サイトで特集したNFT関連だけでも、その人気が急速に高まっていることが分かる。
NBAトップショットの成功裏には、このサイトがプロのバスケットボールリーグによって正式にライセンスを取得していることや、NFTトークン化されたカードを用いて対戦などができることなどが挙げられる。NBAトップショットのカードは実際に手にとって保持することはできないにも関わらず、その市場規模の成長スピードを考えると、ブロックチェーン特有の性質が広く受け入れられ始めていると言えるだろう。