BitMEX共同創設者ベン・デロ、マネーロンダリングの罪で米国当局に降伏

BitMEX共同創設者ベン・デロが22億の保釈金で釈放

仮想通貨デリバティブ取引所BitMEX(ビットメックス)の共同創設者の1人であるベンジャミン・デロ(Benjamin Delo=通称、ベン・デロ)が米国のマネーロンダリング防止法容疑で起訴され、遠隔訴訟中にサラL.ケイブ(Sarah L. Cave)米国下級判事によって罪状認否された事が分かった。

仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者であるベン・デロ氏は、英国からニューヨークへの旅行中、マネーロンダリング防止法容疑で起訴され、現在米国に滞在しているデロ氏は、遠隔訴訟によって訴訟が進められている。3月15日(月曜日)の遠隔訴訟中、ケイブ米国下級判事によって罪状認否された。デロ氏は無罪を主張していたことから、英国に帰国する事を条件に、2,000万米ドル(約22億円)の保釈金で釈放された。

英国国民であるベン・デロ氏は、米国のマネーロンダリング防止法を無視した罪で指名手配されており、当NEXTMONEYの特集記事「マネーロンダリング違反で、BitMEXを民事訴訟の提起と刑事告発へ」でも2020年10月に同ニュースを特集している。今回海外メディアが報じた内容によると、罪状認否の公聴会でデロ氏は、BitMEXでのAML(マネーロンダリング防止)法プログラムの実施に失敗したこと、および銀行秘密法に違反する陰謀について無罪を主張。ブルームバーグの報道によると、テロ氏は2,000万ドルの債券と引き換えに英国に戻ることが条件で釈放されている。

残るBitMEX 運営者たちの裁判の行方

ベン・デロ氏は、マネーロンダリング防止法容疑で罪状認否された2番目のBitMEX幹部となった。

デロ氏の前に、サミュエル・リード(Samuel Reed)CTO(最高技術責任者)が、2020年10月に逮捕され、その後保釈されているほか、同月中旬には前役職を辞任したことが公式サイトで発表された。さらに、アーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、「BitMEXアーサー・ヘイズCEO、米国当局への降伏を交渉か」で報じたように、2020年10月の起訴以降、居住しているシンガポールからの降伏について交渉。

2021年2月の公聴会で、ジェシカ・グリーンウッド(Jessica Greenwood)米連邦検事補は、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所に、ヘイズ氏が4月6日にハワイで降伏することを期待していると語ったほか、BitMEXとその創設者に対する民事訴訟の原告代表パーベル・ポゴディン(Pavel Pogodin)氏は3月4日(木曜日)、この件についての内容をツイートしている

BitMEXのグレッグ・ドワイアー(Greg Dwyer)事業開発責任者はバミューダに滞在していると考えられており、カリブ海諸国からの身柄引き渡しを求めている当局と交渉していないとみられている。

かつてJPモルガンチェースアンドカンパニー(JPMorgan Chase & Co)の高頻度取引システムを作成したオックスフォードの教育を受けたコンピューター科学者のデロ氏。2014年にヘイズ氏とリード氏とともにBitMEXを設立している。

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