仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめ比較ランキング

ビットコインなど仮想通貨(暗号資産)が多く認知されるなか、仮想通貨を購入・トレードできる仮想通貨取引所にて、様々なサービスが拡充しています。しかし、誕生して間もない仮想通貨を「どのようにして購入するのか」「どこの取引所で購入するのが一番いいのか」を知っている人は多くありません。実際に、これまで発行された仮想通貨は数千種類を超えており、国内の仮想通貨取引所ですら、十数種類を超える仮想通貨が取り扱われています。仮想通貨を知った多くのユーザーは最初、このような悩みを抱えています。

こんな悩みを抱えていませんか?

Aさん
いくつも仮想通貨取引所があるけど、どこが一番手数料が安いの?
Bさん
ビットコインはどこで、いくらから購入できるの?
Cさん
安心・安全にトレードするためには、どのように選べばいいの?

確かに、仮想通貨取引所は国内だけでもいくつも存在し、取引所によって「手数料」「取り扱い通貨数」「セキュリティ」「運営母体」などが異なるため、取引所選定だけでも混乱してしまいます。そこで今回、ユーザーの投資方法や目的に合わせた「おすすめの仮想通貨取引所」をランキング形式でご紹介します!どの取引所が最も手数料が安いのか。取り扱い通貨数が多い取引所はどこなのか。様々なニーズに対応できる自分に合った仮想通貨取引所を探してみましょう!

【総合評価】主要な国内仮想通貨取引所ランキング!

現在(2021.2.10時点)、日本国内には、22社の仮想通貨(暗号資産)交換業者が金融庁から認可を受けて取引所やウォレット、その他関連サービスを提供していますが、取引所によって「手数料」「UI/UX」「取り扱い通貨」「スプレット」などの特徴が異なります。

また、過去のハッキング事例や金融庁からの行政処分などに対応する取引所できない取引所も分かれているため、最初の仮想通貨取引所選びは基本的な情報をリサーチすることが重要となります。しかし今回、2017年から仮想通貨・ブロックチェーンメディアを運営するNEXTMONEYが、様々な観点から日本国内の人気取引所をランキング形式で細かく特徴や詳細を紹介していきます!

仮想通貨取引所・総合ランキング

取引所名称 特徴
1 Coincheck 豊富な取り扱い通貨とシンプルなUI/UX
2 bitFlyer 国内取引所最大の取引量を誇る
3 bitbank アルトコインを取引所でトレード可能
4 GMOコイン 板情報やローソク足など高機能チャートを搭載
5 TAOTAO 多彩なレバレッジ取引銘柄&補償制度
6 BITPoint 初心者でも使いやすいプラットフォーム
7 SBI VC Trade 業界屈指のセキュリティ体制を完備

当記事では、「総合評価ランキング」でおすすめの取引所を紹介しています。また「レバレッジ取引」「スプレット」「手数料」「セキュリティ」のジャンル別に、取引所ランキングを解説していきます。

仮想通貨取引所ランキング【1位〜8位】

1位:Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、取り扱い通貨数No.1を誇る国内最大手の仮想通貨(暗号資産)取引所です。その取り扱い通貨数は15種類(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、LSK、FCT、ETC、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ)を超え、海外コミュニティで人気のアルトコインも上場しています。

コインチェックの親会社は、東証一部上場のマネックスグループ傘下で、システムセキュリティやサーバー攻撃、情報漏洩などのサイバーセキュリティ対応に知見のある専門家協力のもと、万全のセキュリティ体制を整えています。また2020年上半期国内仮想通貨アプリダウンロード数No.1を獲得したアプリケーションは、見ただけで直感的に操作可能なUI/UXを提供し、即日、仮想通貨を購入することができます。

さらに、銀行振り込みやコンビニ入金、クリック入金(Pay-easy)など、日本円での多様な入金システムにも対応しているため、金融機関の営業時間に影響されることなく、24時間365日入金(クイック入金のみ)が可能となります。

関連サービスも豊富で、ドルコスト平均法を用いて毎月最低1万円ずつビットコインを積立できるサービス「Coincheckつみたて」や、特定のアルトコインを取引所に一定期間預けることで、利息報酬を得られる「ステーキング」などが、コインチェックで提供されています。

Coincheck公式サイトより画像引用

2位:bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内取引所のなかで取引高(取引ボリューム)が最も多いことで有名な取引所(※1)です。取引ボリュームが多いということは、多くのユーザーがビットフライヤーを利用して仮想通貨を取引しているということです。仮想通貨のボラティリティ(価格変動)は非常に高いことから、取引ボリュームは取引所選びで非常に重要な要素です。

(※1)Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2019年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)

ビットフライヤーの最大の特徴は、レバレッジ倍率を設定して取引できる「Lightning FX(レバレッジ取引)」です。レバレッジ取引と聞くと、上級者向けのイメージを連想しますが、ビットフライヤーのレバレッジ取引は、初心者でも使いやすUI / UXでサービスを提供しているため、直感的に操作を実行できます。(※ Lightning FXの対応通貨はBTCのみ)

取引所の取り扱い通貨もBTC、ETH、LTC、ETC、MONA、BCH、LSK、XRP、BAT、XLM、XEM、XTZの12通貨に対応しています。これらの通貨は、海外の仮想通貨取引所でもメジャー通貨として取引されているので、安心安全に取引可能です。またビットフライヤーは、国内で上場していない仮想通貨を積極的に上場させているので、投資として最適な取引所と言えます。

さらにはセキュリティ環境も充実しており、取引所資産はコールドウォレットやマルチシグなどを技術を活用して万全の体制を整えています。セキュリティアプリを提供するSqreenは、ビットフライヤーがセキュリティにおいて世界一と評価しています。

bitFlyer公式サイトより画像引用

3位:bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は、2014年5月に設立された国内の老舗取引所としてサービスを続け、昨年からは既存の取引所サービスに加え、販売所サービスを開始しています。同取引所の取り扱い通貨数は7通貨で、国内のホワイトリストにある仮想通貨の上場を積極的に採用しています。

bitbankの手数料は非常に安く、取引所手数料のテイカー手数料は0.15%。メイカー手数料に関しては「-0.05%」とユーザーが取引しやすい環境を整えています。取り扱い通貨を全て取引所サービスで利用することができるため、アルトコインを小まめにトレードするユーザーには、ありがたい手数料となっています。

もちろんbitbankは、スマートフォンアプリに対応しており、初心者でも操作しやすいUI/UXに加え、60種類を超える最先端のテクニカル分析を使用できることから、初心者だけのアプリ操作性ではなく、中級者でも満足して使用することができます。実際に2018年には、Apple Store金融カテゴリ無料ランキングで国内No.1の実績があります。

関連サービスにも、bitbankで取り扱われている7通貨を同取引所に預けることで、預けた枚数に応じて「最大年率3%」を獲得することができる「暗号資産を貸して増やす(貸付サービス)」があります。貸し出し期間が1年間固定となっているので、相場に合わせて使い分けが必要となります。

bitbank公式サイトより画像引用

4位:GMOコイン(ジーエムオーコイン)

GMOコイン(ジーエムオーコイン)は、現物取引の手数料が全て無料の国内仮想通貨取引所です。入出金手数料はもちろん、対応通貨の入出金手数料も無料のため、気軽に仮想通貨市場へ参入しやすい環境が整っています。また東証一部に上場するGMOインターネットグループが取引所を運営しているため、信用の高い環境で取引を行うことができます。

GMOコインには、買い手と売り手で売買される「取引所」と、取引所とユーザー間で売買される「販売所」の2種類があります。取引所は取引ボリュームが必要となる反面、手数料が安いというメリットがあります。販売所は手数料が高い反面、売買したい通貨を取引所が準備しているので、購入できないなどのリスクがなくなります。

取り扱い通貨は、BTC、ETH、LTC、BCH、XRP、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、QTUM、ENJの計12通貨で、国内取引所においてトップクラスの取り扱い通貨数を誇っています。また取り扱い通貨の12通貨のうち9通貨は、同取引所が提供するFX取引(レバレッジ取引)で取引ができるため、多くのアルトコイン投資家が、GMOコインを利用しています。

セキュリティについては、大手企業GMOインターネットグループが運営会社であることから安心して利用できます。セキュリティ技術は、取引所を利用する顧客資産と、GMOコインが保有する資産(仮想通貨と法定通貨の両方とも)を分離して管理し、顧客預かり資産については、インターネットから隔離されたコールドウォレットに保管されているため、万が一、取引所がハッキングされた場合でも、資産は安全に保たれます。

GMOコイン公式サイトより画像引用

5位:TAOTAO(タオタオ)

TAOTAO(タオタオ)は、国内インターネット大手Zホールディングス(旧ヤフー)が出資する仮想通貨取引所ですが、昨年10月、国内金融大手SBIホールディングスが、Zホールディングス傘下として運営されてきたTAOTAOを買収し、大手企業傘下の取引所として運営されています。

取り扱い通貨数は計7通貨で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)で現物取引が可能です。他3通貨として取り扱われているXRP、LTC、BCH(BTC、ETHも対象)については、同取引所が提供するレバレッジ取引で取引が可能です。大手企業に支えられた取引所でレバレッジ取引できるのは、ユーザーの安心材料になります。

PCサイトでは、取引ツールとして指値注文はもちろん、ストリーミング注文や逆指値注文、OCOなどが実行可能で、スマホアプリでは、いますぐ注文(ストリーミング注文)や、指値注文、逆指値注文などの予約注文ができるため、24時間トレードができない方でも安心して使用することができます。

またセキュリティも、大手企業が同取引所を運営しており、24時間365日のシステム監視・運用をはじめ、インターネットから隔離されたコールドウォレットでの資金保管、マルチシグなどによって、セキュリティ体制が構築されています。さらには、ログインIDやパスワードの盗難によって、不正ログインされ、不正出金される「なりすまし被害」に遭った場合は、 1回の請求で「最大100万円」の補償を受けることができます(二段階認証されたアカウントが対象)。

TAOTAO公式サイトより画像引用

6位:BITPoint(ビットポイント)

株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所BITPoint(ビットポイント)は、各種取引手数料が無料の数少ない仮想通貨取引所です。同取引所では、現物取引にかかる手数料が全て無料で、即時入金手数料や仮想通貨の出金手数料、口座管理費も無料となっています。

取り扱い通貨は、BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、BAT、TRXの計7通貨で、取引所サービス、販売所サービスの両方で対応通貨全ての売買ができます。レバレッジ取引はBTCが対象通貨ですが、2020年2月時点では、新規のレバレッジ取引口座開設が一時停止しているので注意が必要です。

取引所ユーザーサービスは国内取引所トップクラスで、ウェブサイトの「FAQ」では、初心者などのよくある質問を、キーワードランキングで掲載し、取引所サービスについてわかりやすくまとめてあります。もちろん、キーワード検索やカテゴリー別での検索が可能のため、ユーザーが抱える問題をお問い合わせすることなく、解決することができます。さらには「お客様からのご意見・ご要望の対応状況」という項目では、都度、ウェブサイトやアプリの情報が更新されています。

関連サービスには、ユーザーとBITPointの間に消費貸借契約を締結することで、ユーザーが預けた仮想通貨を取引所に貸し出し、契約期間終了時に貸し出した仮想通貨に対する一定の利率に基づいた貸借料を受け取れる「貸して増やす」がリリースされています。そのため、特定の仮想通貨を購入し、長期保有を検討するユーザーにメリットがあるサービスです。公式サイトには、貸借料シミュレーションがあるので、気軽に参加検討することができます。

BITPoint公式サイトより画像引用

7位:SBI VC Trade(SBI VC トレード)

SBI VC Trade(SBI VC トレード)は、SBIグループ傘下のSBI VC トレード株式会社が運営する仮想通貨取引所として、SBIグループがこれまでに培った金融ノウハウを活用し、セキュリティを万全な体制に整えています。また対応銀行もSBIグループ傘下の住信SBIネット銀行であることから、取引所入金の仕組みが簡単です。

取り扱い通貨は、BTC、ETH、XRPの計3通貨で、取引所サービス及び、販売所サービスの両方で全ての通貨を取引、売買することができます。手数料に関しては、住信SBIネット銀行を利用することで法定通貨入金は無料。仮想通貨の入出金は全て無料となっています。

SBI VC Trade(SBI VC トレード)の最大の特徴は、大手運営企業とコールドウォレット「Cool X Wallet」の提供による最高峰のセキュリティ構築です。同取引所では、世界統一の厳格な審査基準で発行される「EV SSL証明に」より、同取引所に成りすましてSSLサーバ証明書を取得するハッカーなどからの攻撃を防いでいます。また金融ノウハウに基づいたサイバー攻撃への対策や、内部犯行を防ぐため、モニタリングやシステム対策も徹底しています。

Cool X Walletは、ユーザー資金を安全に保管するためのハードウェアウォレットの一種で、現代社会のニーズに合わせたPC不要のコールドウォレットです。ユーザーはスマホとCool X WalletをBluetoothで接続することで、安全な環境下のもとで仮想通貨の送受金を実行することができます。

SBI VC Trade公式サイトより画像引用

仮想通貨取引所を選び方 – 5つのポイント –

手数料
仮想通貨取引所には、取引所サービス及び、販売所サービスにおいて「手数料」が設定されています。現物取引はもちろん、法定通貨や仮想通貨の入出金にも手数料は発生します。

取り扱い通貨数
取引したい通貨から仮想通貨取引所を選択するケースは多くあります。国内の取引所に上場するアルトコインが多いほど、トレードの幅が大きく広がります。

関連サービス
仮想通貨取引所では、仮想通貨の売買だけではなく、指定されたトークンを預けることで利息を受け取れる「貸出サービス」や、仮想通貨でモノやサービスを購入できるサービスがいくつもあります。

運営企業の信頼性
インターネット上に構築される仮想通貨取引所は、24時間365日、サイバー攻撃の対象となっています。ハッキングに遭う前の事前対策や、その後の対応は運営企業によって異なるため、運営企業は必ずチェックしましょう。

使いやすさ
仮想通貨取引所は、初心者から上級者まで、幅広い経験層のユーザーが使用します。そのため見やすく使いやすいUI/UX設計は、ユーザーの操作性に大きく影響します。またスマホアプリに対応することは当然となり、そこでの使いやすさは、取引所を利用するユーザー数に関係します。

【5つのポイントで比較】おすすめ仮想通貨取引所

手数料比較

仮想通貨を取引をする上で必ず押さえておくべき「手数料」は、仮想通貨取引所がユーザーを惹きつけるため、無料に設定している取引所が多くなりました。仮想通貨はボラティリティの高さから、少額でたくさんのトレードを行うケースが多く、手数料に使用するコストは意外と多いのです。

Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、取引所と販売所で仮想通貨の売買サービスを提供しており、取引所ではBTCをはじめとするFCT、ETC、MONAの取引手数料が無料となっています。また販売所もスプレッドはありますが、実質手数料は無料で、多くの仮想通貨をトレードしたい方におすすめの取引所です。

また入金では、銀行振り込みであれば手数料は無料(振り込み手数料は別)。仮想通貨での入金も無料となっているため、自身のウォレットや他取引所から資金を移動する際には、非常に便利です。

GMOコイン(ジーエムオーコイン)

GMOコイン(ジーエムオーコイン)の販売所では、BTCを含むETH、XRP、BCH、LTC、XEM、XLM、BAT、OMGの計9通貨を取引することができます。取引手数料は、メイカー(指値注文を取引板に並べる立場)、とテイカー(取引板に並ぶ注文を制約する立場)によって異なります。また取引所のレバレッジ取引の手数料は無料のため、上級者の取引にはいいでしょう。

また即時入金にも対応するGMOコインは、外部機関からの入金手数料は無料であることから、即日ビットコインなどの仮想通貨を購入したいユーザーが、気軽に参入しやすい環境が整っています。

bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は、国内の仮想通貨取引所において販売所形式の現物取引が魅力的な取引所です。取り扱い通貨はBTC、ETH、XRP、LTC、MONA、BCH、XLM、QTUMの計8通貨を、メイカー手数料-0.02%、テイカー手数料0.12%で取引することができます。

メイカー手数料は、マイナス手数料を採用しているため、取引すればするほど手数料を得られる仕組みとなっており、さらには手数料の安さによる取引所へのユーザー流入で、取引ボリュームの心配はありません。また入金手数料は、日本円・仮想通貨(取り扱い通貨全て)において無料でサービスを提供しています。

取り扱い通貨数比較

仮想通貨市場には、「アルトコイン」と呼ばれるビットコイン以外の仮想通貨が存在しており、それぞれのアルトコインによって、その特性や特徴が大きく異なります。例えば、時価総額2位のイーサリアム(ETH)に関しても、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組み「スマートコントラクト」といった、ビットコイン(BTC)には無い特徴を持ち合わせています。そのため、アルトコインの特性によって、その価格推移も大きく異なることから、取引所の取り扱い通貨は非常に重要な項目です。

Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、国内最大の取り扱い通貨数を誇り、その数は計15通貨となります。コインチェックでしか取り扱われていない仮想通貨も多く、上場時には大きく価格を飛躍させるケースが散見されています。

また豊富なアルトコインの中には、関連サービスのステーキングにて、通貨を預けることで利息を得ることができるので、短期・中期・長期投資の全てに対応することができます。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内仮想通貨取引所の中でもトップクラスの取り扱い通貨数を誇り、その数は計12通貨となっています。また取り扱い通貨数No.1のCoincheck(コインチェック)にはない、仮想通貨テゾス(XTZ)を上場させていることや、海外で大きな話題となったベーシック・アテンショントークン(BAT)をいち早く上場させるなど、トレンドに合わせた資産を追加しています。

またbitFlyerは、米国やヨーロッパでも事業を展開していることや、国内取引所トップの取引高を誇っていることから、取引ボリュームを気にすることなく、ビットコインなどの仮想通貨を自由にトレードすることができます。

関連サービス比較

仮想通貨取引所の基本的なサービスは「販売所」と「取引所」がメインサービスとして提供されていますが、市場全体では様々な関連サービスが提供されています。最近国内では、特定の仮想通貨を取引所に預けることによって、年利〇〇%を上乗せで一定期間後に還元される「ステーキングサービス」や、仮想通貨で商品を購入したり、電気料金を仮想通貨決済する関連サービスが増加しています。仮想通貨をトレードするだけではなく、仮想通貨を使用した関連サービスへの需要は増加しているのです。

Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、国内において最も関連サービスを提供する仮想通貨取引所です。主要な関連サービスは「Coincheckつみたて」「Coincheckでんき」「Coincheckガス」「貸仮想通貨サービス」の4つで、どれもビットコインなどの仮想通貨を使用した決済サービス及び、レンディングサービスとなります。

特に人気の「Coincheckつみたて」は、毎月または毎日、1万円からビットコイン(BTC)が自動的に積み立てされる仕組みです。執筆時点(2021.2.10)の「Coincheckつみたて」での取引扱い通貨は、BTCを含む ETH、ETC、LSK、XRP、LTC、BCH、XLM、XEM、QTUM、BAT、IOST、ENJ の計13通貨となっています。

GMOコイン(ジーエムオーコイン)

GMOコイン(ジーエムオーコイン)は、国内トップクラスの関連サービス数を誇っています。その関連サービス数は、「暗号資産FX」「貸暗号資産」「つみたて暗号資産」の3つで、国内の仮想通貨取引所が提供するサービス全てに対応しています。

GMOコインの最大の特徴の一つである「暗号資産FX」では、取り扱い通貨数は、BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、XLM、BAT、QTUM、OMG、XTZ、ENJの計12通貨に対応しています。これらの暗号資産(仮想通貨)FXは、従来の株式取引や外国為替証拠金取引(FX)の取引とは異なり、土日も取引可能です。

BITPoint(ビットポイント)

BITPoint(ビットポイント)は、国内の仮想通貨取引所が提供している仮想通貨のレバレッジ取引をはじめ、顧客が保有する仮想通貨を取引所に貸し出し、契約期間終了時に貸し出した仮想通貨と同じ通貨かつ、同量の仮想通貨を還元するとともに、一定の利息に基づいた貸借金を受け取れる「貸して増やす」と呼ばれる貸付サービスを提供しています。

レバレッジ取引では、BTC、ETH、XRP、BCH、LTC、BAT、TRXを対象仮想通貨として取り扱っています。このレバレッジ取引は、証拠金を取引所口座に入金することで、自身で指定した倍率(1・2・4倍)で取引が可能になります。

セキュリティ(運営企業の信頼性)比較

ブロックチェーン技術に裏付けされた仮想通貨は、その通貨それぞれのセキュリティ耐性に問題が無い場合でも、インターネット上に構築されている仮想通貨取引所は、常にサイバー攻撃の標的になっています。大手企業がこれまで培ってきた金融ノウハウを活用する仮想通貨取引所をはじめ、インターネットから隔離されたコールドウォレットや、秘密鍵を複数人で管理するマルチシグなど、悪意あるハッカーからの攻撃に対する対策を講じています。また、ハッキングされた場合の補償制度も存在しています。

DMMBitcoin(DMMビットコイン)

DMMBitcoin(DMMビットコイン)の運営企業であるDMMBitcoin株式会社は、DMMグループ傘下の企業であり、母体企業が安定していると言えます。また、これまで店頭為替証拠金取引ができるDMM FXを提供しているなど、投資分野において実績があるため、安定したサービス提供が可能です。

セキュリティ体制は、基本的に顧客資金と取引所資金を別に分けて管理し、移動が必要な仮想通貨をウォレット間で送金する場合、取締役を含めた当該担当者が、複数署名のもとで送金を実行する体制となっています。また、顧客預かり資金は「日証金信託銀行株式会社」へ信託保全を行なっているため、万が一同取引所が破産した場合でも、その資産を保全される仕組みとなっています。

TAOTAO(タオタオ)

仮想通貨取引所TAOTAO(タオタオ)は、国内インターネット大手Zホールディングス(旧ヤフー)傘下として事業サービスを提供していましたが、昨年10月、SBIホールディングスの子会社であるSBIリクイディティ・マーケットが、TAOTAOを運営するTaoTao株式会社の全株式をで取得したことで完全子会社としています。大手企業傘下で運営されているため、セキュリティ体制は十分といえます。

詳細はセキュリティについては、二段階認証を設定しているユーザーを対象に、ログインIDやパスワードの盗難で不正ログインされ、不正出金の被害を受ける「なりすまし」の損害に対して、1回の請求で最大100万円を補償しています(適用対象の条件あり)。

SBI VC Trade(SBI VC トレード)

SBI VC Trade(SBI VC トレード)は、2016年11月に設立されたSBI VCトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。また取引所名にもあるように、グループ企業は国内の大手金融SBIホールディングスのため、金融ノウハウはもちろん、セキュリティ体制に関するノウハウも有しています。

セキュリティは、世界統一の厳格な審査基準で発行されている「EV SSL証明」によって、同取引所になりすまし、SSLサーバー証明書を取得する攻撃に対応しています。また仮想通貨取引所で危険視される取引所GOX(運営内部によって資金を持ち出されること)などの内部犯行を防ぐため、内部モニタリングやシステム対策を講じています。

使いやすさ比較

仮想通貨取引所は、金融業界の投資カテゴリに分類されることから、価格チャートや注文板、さらには仮想通貨のアドレスを使用した入出金などの機能が搭載されています。特に価格チャートに搭載されている各種機能は多く、その使い方を覚えなくてはいけないため、使いやすさは非常に重要な取引所選定のポイントになります。初心者から上級者まで、誰でも見ただけで使用できるようなサイト・アプリのUI / UX 構築はもちろん、プラットフォームの操作性は必須項目です。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)では、シンプルな取引チャートを採用しています。またbitFlyer Lightningでは、複数の指標やインジケーターを機能として追加しているため、中級・上級者でも満足できる取引を実行することができます。また最大20件のアラームが設定できるため、高ボラティリティの仮想通貨取引には欠かせない機能です。

bitFlyer Lightningには、デフォルトで表示されている「LightChart(ライトチャート)」をはじめ、選択可能な「Cryptowatch (クリプトウォッチ)」「Original (オリジナル)」の3つからチャートの種類を選択できるため、自分の投資スキルや好みに合わせてカスタマイズすることができます。

DMMBitcoin(DMMビットコイン)

DMMBitcoin(DMMビットコイン)は、複数の新規注文や決済注文をはじめ、複数のテクニカル指標や比較チャートなどの多彩な機能が搭載されています。有利な注文レートを指定して発注できる指値注文や、利確と損切りという2つの異なる注文を同時に発注し、どちらかの注文が約定した場合、もう片方の注文が取り消される「OCO注文」も搭載しています(レバレッジ取引)。

ビットコインやその他のアルトコインを取り扱っているDMMビットコインでは、複数の通貨チャートを確認できる「比較チャート」機能が搭載されているため、最大で4通貨まで価格を比較することができます。

bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は、国内の仮想通貨取引所において、最もチャート機能が充実した取引所です。同取引所は、世界各国のトレーダーが使用する「Trading View(トレーディングビュー)」を無料で標準採用しているため、70以上のテクニカル分析をトレードに活用することができます。

これらのテクニカル分析では、トレーダーに親しまれるボリンジャーバンドや移動平均線、一目均衡表などのインジケーターを利用できるため、ビットコインやその他の仮想通貨を購入するだけではなく、トレードをメインとして取引所を使いたい方にとっては満足のいく内容です。

【経験値別】おすすめ仮想通貨取引所ランキング

仮想通貨取引所を使用する投資家は、ここまで紹介したように、手数料や取り扱い通貨数、セキュリティ面をリサーチして口座開設する方が多いですが、自分の投資経験値に合わせた取引所の選定も必要です。ここでは、初級者・中級者・上級者という経験値別におすすめの仮想通貨取引所を紹介していきます。

初級者向けのおすすめ仮想通貨取引所比較

【初心者向け】Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、国内仮想通貨取引所において、No.1の仮想通貨取り扱い数を誇り、その数は計15通貨に上ります。また関連サービスも豊富で、ビットコインを購入した後で仮想通貨に興味を持った場合でも、豊富に取り揃えたアルトコインをいつでも購入することができます。

【初心者向け】GMOコイン(ジーエムオーコイン)

GMOコイン(ジーエムオーコイン)は、取り扱い通貨は計12通貨を誇り、そのうちの9通貨は同取引所が提供するFX取引で取引することができます。また取引所サービスでは、メイカー手数料がマイナスであることから、複数回の仮想通貨をお得にトレードすることができます。

中級者向けのおすすめ仮想通貨取引所比較

【中級者向け】DMMBitcoin(DMMビットコイン)

DMMBitcoin(DMMビットコイン)は、豊富な取り扱い通貨数に加え、大手企業運営・管理の下、アルトコインのレバレッジ取引ができます。またアプリ内のチャート機能は、チャート画面を4分割することができるため、高ボラティリティな仮想通貨市場に柔軟に対応することができます。

【中級者向け】TAOTAO(タオタオ)

TAOTAO(タオタオ)は、計6通貨の取り扱い通貨を軸に、大手企業に支えられた仮想通貨取引ができます。PCサイトの取引ツールでは、指値注文をはじめ、ストリーミング注文やOCO注文など、トレードに慣れてきた方にとって使い勝手の良い取引所です。また100万円までの補償制度もあるので、投資家として安心して仮想通貨トレードが楽しめます。

上級者向けのおすすめ仮想通貨取引所比較

【上級者向け】bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内最大の取引量を誇る(※2)仮想通貨取引所です。取り扱い通貨数も計12通貨で、求める全てのポイントを抑えた取引ができます。最大の特徴であるbitFlyer Lightningは、チャート価格がリアルタイム価格で反映され、複数の指標やインジケーターを使用することが可能です。

(※2) Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2019年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)

【上級者向け】bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は、誰もが使いやすいプラットフォームを提供し、取引所サービスやレンディングなど関連サービスを提供しています。また取引所サービスでは、取り扱われるアルトコインをトレードでき、メイカー手数料もマイナスとなっています。チャート機能には、「Trading View(トレーディングビュー)」が搭載されているため、上級者でも満足できる仮想通貨取引所です。

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