グレイスケールのGBTC、発売以来初のマイナス

Grayscaleビットコイントラストプレミアム初のマイナスに

Grayscale(グレースケール)は、過去数カ月に渡ってビットコイン(Bitcoin/BTC)関連の開発の先頭に立ってきた。なかでも2013年に発売したビットコイントラストプレミアム(Bitcoin Trust Premium、※以下、GBTCプレミアムと表記)の発売後、BTCトラストプレミアムが初めてマイナスに転じた。

@cryptounfolded
より画像引用

GBTCプレミアムは、規制を遵守しながら、ビットコインのエクスポージャーを求めるほとんどの機関投資家に代わって「過払い」を表している。GBTCプレミアムはかなり高く、先月も同じように約40%と測定されたものの、2月2日、Skew(スキュー)のデータは、それが-1.5%に低下したことを確認した。

GBTCプレミアムの需要低下による影響

GBTCプレミアムの需要低下は、認定投資家がプレミアムを実現したことによる販売の増加、もしくはこの価格での非認定投資家からのGBTCに対する需要低下が原因の可能性がある。

GBTCに対するこの需要低下は、実際市場での競争の激化が原因である可能性が高く、他で需要を促進している。実際、NEXTMONEYの特集記事「BlockFi、SECにビットコイントラストの登録フォーム提出」の中で報じているように、SEC(米国証券取引委員会)が米国でビットコインETFをまだ承認していない。にもかかわらず、複数企業が最近、ビットコイン投資信託ビークルを提供する意向を示すファイリングを提出しており、最近のケースではBlockFiがファイリングを提出している。

グレースケールへの投資は、多くの機関で四半期を超えて長い間人気の取引ではあるものの、現状を考慮すると、割引価格でのGBTC取引のマイナス面は非常に重要な可能性がある。アナリストのツイッターユーザーは次のように指摘している

日本語訳:
これは大きな問題になる可能性があり、GBTCから抜け出す唯一の方法は、それを売ることです。GBTCが割引に移行した場合、トレーダーが証拠金請求に応じない限り、貸し手が損失を制限するために担保を売却するリスクがあります。

BlockFi、SECにビットコイントラストの登録フォーム提出

2021.02.01

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