ユニスワップ、総取引量が500億ドル突破

Uniswap(ユニスワップ)の総取引量が500億ドル突破

分散型金融セクターにとって、今年は確かに多くのマイルストーンが達成され、Uniswap(ユニスワップ)はそれらの多くに到達し、最新のものは膨大な量となっている今、プロトコルの創設者であるヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏によると、Uniswap自動マーケットメーカーのこれまでの総取引量は500億ドル、約5兆2,000億円を超えていることが分かった。

アダムス氏は、26,000もの取引ペアに分割されたと付け加えたうえで、主要マイルストーンについてツイッターに投稿している。

アダムス氏は以前のツイートで、Uniswapで1日あたり42万ドル、4,300万円相当のガス取引が行われ、ガス料金だけで年間1億5000万ドル、約156億円のペースで取引されていると述べている。

ETH GAS STATIONより画像引用

ETHガスステーションは、Uniswapの過去30日間のガス使用量が1,270万ドル、約13億円であると報告しており、リストの中で最も高いガス使用量となっている。

同氏は、1兆ドル約103兆円も夢ではないかもしれないとコメントし、ユーザーはいつ1兆ドルを越えるのか見極めるためにミニポールを開催。回答者1,200人の約半数が、Uniswapが2021年に累積量で1兆ドルに達するだろうと考えていることが調査結果で分かった。

多くのユーザーからの反応は祝福であふれていたものの、いくつかは「ラグプル(※1)」の内訳、プラットフォームに溢れている偽トークン、そしてその数字からの経済的損失についての質問を同氏へ投げかけている。
(※1)ラグプルとは、DeFi市場において、仮想通貨詐欺被害から抜け出すためだけに驚異的な利回りを提供し、投資家にとってほとんど価値のないトークンを保持することを指す。

Uniswap(ユニスワップ)バージョン3はいつ開始か

もう1つ、ユーザーから寄せられる質問は、Uniswapバージョン3が登場し、完全に展開される可能性が高いのはいつなのかということである。

9月下旬にGithub上にすでに登場しているものの、実際にはまだ展開に至ってはいない。

なお、バージョン3では多くの機能が期待されており、楽観的な修正プログラムについては、イーサリアムネットワークでのレイヤー2スケーリングと、高速で低コストのトランザクションにも実装される可能性があるとみられている。さらに、同チームや創設者から具体的な日程は発表されていないものの、正式な立ち上げについて、まもなく開始されるのではとみられている。

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