WOZXトークン、ローンチから順調な滑り出し
技術者であり、アップルの共同設立者の一人であるスティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)氏が12月4日、仮想通貨を発行するエネルギー企業Efforce社を設立したことが発表された。
Efforceでは、ビルや工場プラントのエネルギー効率を改善したい企業向け、世界中の投資家からの資金調達を可能にする世界初のプラットフォームだ。投資家はEfforce上で世界中のエネルギー効率化プロジェクトの中から投資先を選定でき、Efforce社からの支援によってプロジェクト達成できたエネルギー節約分について、IoTデバイスを通してEfforceブロックチェーンに記録される。さらに投資家へはWOZXトークン(WOZX Token/WOZX)が還元される仕組みだ。
WOZXトークンは発行上限を10億枚と定められており、プライベートセール価格については現時点で非公開となっている。そのWOZXトークン価格だが、設立発表と同時にシンガポールの仮想通貨取引所HBTCで上場されており、1WOZX=2.77ドルの高値でローンチされ、12月9日16時の価格を見てみると2.76ドル前後で推移している。(※ WOZXトークンについての詳しい概要は、ホワイトペーパーをご覧ください。)
Efforceは、「Woz」によって共同設立されたブロックチェーンベースのプロジェクトであり、そのWebサイトによると、人々は「トークン化された将来の貯蓄を取得することでエネルギー効率プロジェクト」に投資できるとされている。建物やプロセスのエネルギー効率を高めるにはお金がかかることから、トークンを購入することによって、投資家らは間接的に同プロジェクトへ投資できる。エネルギーの節約などによる貢献者は、トークンを付与される。
ただし、現時点ではHBTCでのみ取引可能であり、テザー(Tether/USDT)とのみペアになっているため、米国の投資家については現時点取引はできない。だたし、今月BithumbGlobalにヒットするように設定されていることから、WOZXは今後も価格が上がると見ているトレーダーも多い。
Efforce社は12月4日(金曜日)、WOZXがHBTC上場から数分以内に9億5000万ドルの時価総額を達成したことを喜んでいる。