仮想通貨取引所Bithumb、Polcadot活用のDeFiプラットフォーム「Clover」ローンチを計画

仮想通貨取引所Bithumb、Polcadot活用のDeFiプラットフォーム「Clover」ローンチを計画

Polcadot(DOT)のブロックチェーンをベースにした分散型金融(DeFi)プラットフォームである、「Clover」のローンチが開始されることを、韓国を拠点に活動する国際的な仮想通貨取引所を運営するビックサムグローバル(Bithumb Global)が発表した。

Cloverは、Polcadotのカスタムブロックチェーンフレームワークである「Substrate」上に構築されている。Substrateは独立したブロックチェーンであるが、ビッサムはCloverをポルカドットのシャードを説明するために使用される用語であるパラチェーンとして直接起動することが説明されている。Pokadotが目指す方向性とビジョンは以下の通りだ。

  • ユーザーのアイデンティティとデータが、ユーザーの意思に基づき運用される完全分散型のウェブ社会
  • プライベート、コンソーシアムチェーン、パブリックおよび、パーミッションレスネットワーク、オラクルや将来来たるべき技術を繋げるためにシームレスなプラットフォーム構築

Cloverプラットフォーム内ではCLVと呼ばれるネイティブトークンを利用し、ネットワーク内へのステーキングとコンセンサスの合意を取得する流れになっており、コミュニティの中ではプラットフォームへの変更を提案して投票することができ、1つのトークンで1票分として扱われるようだ。

CloverのCEOであり、ビッサムグローバルの元最高マーケティング責任者であるクリス・リー氏は、ビッサムとの取り組みについて以下のように発言している。

ビッサムはCloverの主要なサポーターであり、ポルカドットの分散型ソリューションが利用可能になる前に、ビッサムをクロスチェーントランザクションのカストディソリューションとして使用する予定だ。

Cloverはパラチェーンと呼ばれる、Polkadotに接続されるための特別なブロックチェーン(パラチェーン内では独自のガバナンスを形成するため、トランザクションは並列処理で行われる。)としてローンチされる予定であり、つまり、リリース日は、パラチェーンスロットオークションを管理するポルカドットに大きく依存することになり、現状では、2021年第1四半期にポルカドットネットワークに統合される可能性が高いようだ。

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外資系の医療機器、エネルギー関係の企業で5年間営業として従事した後、今後は個人にスポットが当たる時代だと考え、ブロックチェーンの持つトークンエコノミクスの世界観に感銘を受け、少しでも情報源として役に立てるよう日々発信しています。 現在は 実際にコードを書いたり、 イベントに足を運ぶなど精力的に 活動を行ない情報を発信しています。