コインベースが新DEXへ投資
コインベース(Coinbase)、ドラゴンフライキャピタル(Dragonfly Capital)、フォビ(Huobi)の3社が、分散型取引所であるCoFiXに500,000ドルを投資した。
中国系の人々によって結成されたチームによって3月に設立されたCoFiXは、DeFi(分散型ファイナンス)に該当し、ローンや分散型ステーブルコイン、その他の合成デリバティブ、分散型取引所など、多数の非保管仮想通貨商品を指す。CoFiXは、今年の夏に登場したこれらの賞品をコインベースを中心と下3社からの支援によっていち早く顧客サービスへと提供する予定だ。
CoFiXは、金曜日に開始される分散型取引所で、最も人気の分散型取引所Uniswapと業務形態が少し似ており、取引量はアメリカを拠点とする主要仮想通貨取引所であるCoinbaseの取引量を時折上回っているほどだ。DEXは、トークンのペアリングに流動性を提供するための料金を稼ぐユーザーによって資金管理された非保管の仮想通貨取引所である。
DEXは複雑な取引ができず、コイン価格は一元化された取引所から取得されるか、取引を通じて発見される。そのため、どちらも高額の取引手数料を支払うトレーダーにとっては、より割高になる可能性があるのが難点でUniswapはプロのトレーダーには適していないと言われている。
CoFixの目的は、Uniswapと同様にイーサリアムブロックチェーン上に構築されたNESTと呼ばれる分散型オラクルプロトコルから価格を取得することにより、この種の分散型取引所を改善することだ。NESTでは、さまざまな財務パラメータを使用しており、他の場所で見られるものに近い価格フィードを作成してくれるのだ。また、NESTはマイナーに価格を見積もるために支払うことによってこれらをおこなっている。これは、少なくとも理論的には、トレーダーの価格とリスクを下げてくれ、価格調停を取り除くはずだ。
なお、プレスリリースによると、これらの取引に流動性を提供する人々も、“持続可能な利益”を受け取ることで今後、利益を得られる。
CoFiXは明日、10月9日にリリースされる予定である。創設メンバーには、DeFiウォレットプロジェクトAlphaWallet、ブロックチェーンセキュリティチームSECBIT、およびCoFiXのTelegramグループによると、チームのホワイトペーパー作成者である「金融商品設計の専門家」である「Zaugust」が含まれているという。
記事参照:Decrypto