テザーがリップル(XRP)の時価総額を超え、再び134億ドルの市場評価

テザー(Tether/USDT)が再び3位に浮上!

過去24時間で、テザーステーブルコインが、リップルのXRPを再び上回った。イーサリアム(Ethereum/ETH)とビットコイン(Bitcoin/BTC)に次ぐ世界第3位の仮想通貨となった。なお、テザーは現在、134億ドルを超える驚異的な市場評価を誇っている。

CoinMarketCapから画像引用

2日、仮想通貨市場はほぼすべてで回復がみられ、大幅な上昇を記録した。クリプトの王であるビットコインは、12,000ドル(日本円で125万円)をわずかに下回るまでに押し上げ続けた。ビットコイン価格は本日11,965ドルに達し、スマートコントラクトの巨大なイーサリアムも約470ドルと2年ぶりの高値にまで回復している。

リップルのXRPはテザー(Tether/USDT)と入れ替わり、XRPは131億ドルの時価総額で、CoinMarketCapランキングにて、4番目に時価総額の高い仮想通貨としてランク付けされた。ただし、テザーが3番目のトップスポットのXRPをフリップしたのはこれが初めてではなく、今年5月にXRPをテザーが上回っている。それ以来、2つの仮想通貨は仮想市場の復活の中でかなりの成長を記録しており、XRPは7月に3番目のスポットを取り戻し、9月1日に再び4位へと転落している。

すでに多くのユーザーも既知の通り、テザーは、親会社が複数の訴訟に直面しているにもかかわらず、繁栄を続けている。おそらく最も注目すべきケースは、テザーとそのグループ企業であるBitfinexが現在扱っているもので、ニューヨークの司法長官が2つの会社を10億ドル近く隠蔽しようと共謀していると非難した一件だろう。

多くの期待を裏切り、XRPはテザーと競合していない

XRPのテザーによる時価総額ランキングの入れ替わりは、リップルの主要幹部によって、XRPがステーブルコインとの競争に参加していないことを明らかにした数週間後に発生した。

8月中旬、リップルのグローバルオペレーション担当シニアディレクターである吉川恵美氏は、XRPが差し迫ったデジタル人民元のようなステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)と競合していないと仮定し、代わりにXRPはCBDCおよびステーブルコインの開発に貢献することを目的としていることを明かした。当時吉川氏は、次のように述べている。

仮想通貨資産にはさまざまな種類があるが、国際間決済における橋渡し役資産としてのXRPの役割が、ステーブルコインやCBDCとは競合していないものの、逆に補完的であると思います。さまざまなステーブルコインとCBDCが、独立した仮想通貨資産であるXRPを橋渡しして流動性の問題に対応することによって、相乗効果を生み出すと確信しています。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!