Huobiが元トップ銀行マンを採用で、分散投資金融(DeFi)業界を本格化へ

HuobiがDeFi業界をけん引へ

世界的に知名度およびユーザー数がトップクラスに君臨する仮想通貨取引所Huobiの運営元であるフォビグループ(Huobi Group)が、新たにDeFi(分散投資金融)プロジェクトを始動させた。

同プロジェクトは、Huobi DeFi Labsと名付けられ、元銀行マンのシャーリン・ウー(Sharlyn Wu)氏を最高投資責任者として迎え入れたことが正式に発表された。今月3日(月曜)、大手仮想通貨メディアとして知られるCoindeskが報じた内容によると、同プロジェクトでは4人の専門家らによって、研究や投資、およびDeFiプロジェクト事業の創出や立ち上げ、エコシステム構築のためのプラットフォームおよびこれらを支援するサービス活動をしていくという。

ウー氏は、中国の大手銀行チャイナ・マーチャントバンク・インターナショナル(CMBI: China Merchant Bank International)で3年間務め、同行にてブロックチェーン投資部門を率いてい経歴を持つ。同氏が在職中には、銀行は主要な銀行プロジェクトの一つ、仮想通貨取引所Bitboxへ投資していたことでも注目された人物で、CMBIに勤務する前は、スイスの商業銀行として同国内で広く認知されているスイスUBSで10年間の銀行キャリアを重ねている人物だ。

ウービ氏は、Huobiでの新たな役割について、次のように語っている。

DeFiの誕生から急激な成長を目にしてきた。イノベーションの幅や深さ、スピードは人類史上類ない速さで進歩し続けている。無許可経済の力が世界規模で発揮されるのを見るのは刺激的だが、理論的および技術的なレベルで解決すべき多くの問題がまだ多くある。暗号化とDeFiをユーザーに提供するために行うべき投資家教育もまだ多くあります。DeFiは現時点で初期段階にあるため、共同でスペースを構築・成長させるには、グローバルコミュニティと共同の取り組みが必要です。

なお、Huobiの運営元は、プロジェクト支援のため、自らの資本金から数千万ドルをファンドに投入することを目指していると海外メディアでは報じられている。

ウー氏は、DeFiについて、透明性と構成可能性など多くのメリットをもたらすだけでなく、信用リスクと主要機関のリスクのない信頼、安全、確実性を持つ金融システムを作ることが可能になると述べた。

さらに、エコシステムについて、平均的なユーザーに大きなメリットをもたらし、どこにいるユーザーも、モバイルを通じて世界中の流動性プールとすべての金融商品を利用できる。仮想通貨は金融にとって完璧なシステムで、ブロックチェーンテクノロジーが時間とともに最適化するにつれ、DeFiとCeFiは従来の金融の状況を集合的に変化させ、それらが最も適したユースケースに対応するだろうと語り、Huobiが仮想通貨およびDeFiエコシステム全体と連携し、グローバル金融システムの再構築へと向かっていくとコメントしている。

記事参照:CoinDesk

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