ビットコイン暴落で、仮想通貨取引所がなぜ取引停止するのか

ビットコインの暴落で問題が発生するのはなぜか

ビットコインが暴落すると、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンス(Binance)で問題が発生するだけでなく、他の取引所でも同じように異常なインシデント(異変)に直面している。

仮想通貨デリバティブ取引所のFTXユーザーは、スリッページ(※ストリーミング注文や逆指値注文で取引した際、注文発注時レートと、実際の注文約定時の価格のズレ)とADL(※1)が発生した取引所の1つだ。

(※1)ADL(Auto-Deleveraging :オートデレバレッジもしくは自動デジレバレッジ)とは、ユーザーが取引で破産しないため、清算されたポジションの相手方である収益性の高いトレーダーのポジション(契約における利益とレバレッジでランク付け)を自動的にデレバレッジ(レバレッジ取引の解消)することだ。

FTXでユーザーは、取引を開始したり、既存の注文を変更したりできず、トリガーされない(きっかけのない)ストップや不要なADLが発生するケースに直面している。数分かかった下落は約10億ドル相当のポジションを清算したが、これは大規模な動きではないものの、この動きにより、かなりの数の取引所が既存のシステムを見直して変更している。

ユーザーは、多くの自動デレバレッジを経験しており、それ以上に清算を受けた人々としての不安を表明した。FTXのCEO兼共同創設者であるSBFは、「大きなウィックはない」または「クレイジーな清算」はないと即座にツイート。

さらにFTXはPNL専用のアップグレードも公開している。

「価格帯など」うまく機能し、秩序を保っており、何も狂っていないが、いくつかのストップロスはトリガーされていなかった。また、一部のアカウントはADLされており、これは起こるべきではなかった。ストップに間に合わなかった場合、またはADLを受けた場合は、メールを送信してください。修正します。

すべてが正常に戻ったようだが、これが起こったのは初めてではない。2020年3月、ビットコインの歴史の中で最も残忍な低下の1つが見られた際、価格は約50〜60%下がり、BTCは3月13日の9,000ドルから3,800ドルに転落している。

この壊滅的な低下の間にBitMEXは、パニックセラーがBTCをダンプすることで価格が下がることを防ぐために、多くのユーザーがシャットダウンと呼ぶ停止措置に見舞われている。しかし、BitMEXはこれについて独自の見解を説明しており、DDoS(Distributed Denial of Service:分散型サービス拒否攻撃)攻撃であると主張している。

このDDoS攻撃は、BitMEXプラットフォームとの間で交わされるリクエストに遅延や障害をもたらし、同取引所のユーザーに対する直接的な障害を引き起こしたことから、24時間体勢で情報収集と分析を実施した。その結果、1カ月前にあたる2月15日、同じボットネットが同様の攻撃を行ない、失敗に終わっていたことが調査で判明。同取引所のアクセスログの解析により、攻撃者は2月に攻撃対象を特定し、最も市場への影響が大きくなる攻撃のタイミングを見計らっていたと説明している。

これに加えて、5月19日に同取引所は75分の停止に陥っているが、この停止による清算は行われていない。コミュニティは、取引所の閉鎖を不正行為であると指摘しており、ここまでに強く非難する背景には理由があり、これはパニック売りを防ぐためで、ビットコインの分散された性質と精神を考慮すると、これは通貨が築かれた信条に反することになるからだ。

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Rio(NEXT MONEY)

はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!