仮想通貨取引所コインチェック、2020年1Q営業収益は「前年同期比36.1%減」と苦戦
日本を拠点とするマネックスグループは、2020年4~6月期の決算を発表し同グループ傘下の国内の大手仮想通貨取引所コインチェックの仮想通貨関連企業に関する営業収益などを発表した。
発表された内容では、グループ全体では第1四半期(4~6月)の総売上高は143億8,300万円。前年同期の総収益をと比較して8.9%のわずかな成長を記録した。しかしクリプトアセット事業(仮想通貨関連事業)については、2020年4~6月の取引所コインチェックの営業収益は8億1500万円と、前年同期比36.1%減であった。
これらの決算報告書におけるクリプトアセット事業は、コインチェックで構成されており、コインチェックにおいては、ビットコイン価格の影響によりトレーディング収益が745百万円と前年同期比37.9%減となっている。また受入手数料は70百万円(同6.0%減)、営業収益は815百万円(同36.1%減)、販売費および一般管理費は、人件費や事務委託費の減少などにより717百万円(同36.4%減)となり、これらの結果、セグメント収益が102百万円(同28.1%減) となっている。
また仮想通貨関連事業における現ユーザー数は、アプリダウンロード数が296万、登録ユーザー数は208万ユーザー、本人確認済口座数は96万件となっているようだ。