イーサリアム創業者、DeFiでのスマートコントラクトリスクを過小評価と警告

DeFiスマートコントラクトに警告

イーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は、Defiでのスマートコントラクトエクスプロイトのリスクについて警告を発した。

同氏は、イーサリアム5周年記念を迎えるにあたって、メディアのインタビューで、DeFiプロトコルにおける「スマートコントラクトリスク」の危険性について警告した。Laura ShinのUnchained Podcastに出演した際に、DeFiで「命を救う危険を冒さない」ようユーザーに警告した。


Unchained Podcast「Vitalik Buterin on Ethereum’s Five-Year Anniversary – Ep.183
(※動画は英語で放映されていますが、画面右下の「字幕」アイコンをクリックし、「設定」アイコンから、「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定すると日本語訳が表示されます。)

スマート契約リスクについて

ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏の主な批判内容と、DeFiに関する懸念について尋ねられた際、同氏は「大きな問題は、多くの人がスマートコントラクトのリスクについて、過小に評価していることだ」と述べている。

金利は従来の銀行口座よりも指数関数的に高いため、Defi商品はリスクが高く、「破綻」する可能性がはるかに高いと述べた。同氏は、監査されたプラットフォームやプロトコルでさえ、設定された期間内に一定割合のマージンで「破損」しないことを保証できるとは考えていなかったと語っている。

今年ローンチされたDeFiには注目を集めるスマートコントラクトのエクスプロイトが数多くあり、2月にbZxフラッシュローンエクスプロイトが発生。その結果、約100万ドル(約1億円)相当の仮想通貨が失われている。

ブテリン氏は市場をけん引しているイールドファーミング(yield farming)の持続不可能性についても懸念している。

短期的なもので、誘惑がなくなると、イールド率が0%近くにまで低下することを簡単に確認できる

これは、高金利の報酬が融資を行っているあらゆるプロトコルによって支払われると述べており、プラットフォームが「コインを印刷する」ことで、エコシステムに人々を永遠に誘惑することはないと述べている。

分散型の金融に対して常に批判的であったわけではなく、今年の初めにくつかの注目を集めたハックの影響を受け、初期業界をしっかりと防御した。5月のEthereal Virtual Summitで「多くのDeFiプロジェクトは、攻撃を受けることなく、長い間生き残ってきたことは間違いない。DeFi自体の固有特性ではなく、責任を持ってそれを行う方法がある」と述べ、同氏はさらに「何度も何度も攻撃されている」中央集権的な金融と取引所を批判した。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!