Block.One共同創設者ブロック・ピアス氏、米国大統領に立候補
仮想通貨関連企業であるBlock.One共同創設者であるBrock Pierce氏は、米国大統領に立候補していることが明らかになった。FECのウェブサイトによると、Pierce氏は週末に立候補を明らかにしたが、申請によるとPierce氏はまだ副大統領候補を指名していないとのことだ。
Pierce氏は2012年に設立されたビットコイン財団の会長を務めているほか、世界中で注目を浴びているステーブルコインであるテザーやEOSの共同設立者としても知られている。また、同氏は1990年代に「The Mighty Ducks」「First Kid」などのディズニー映画にも子役として出演している経歴を持ち、起業家・ベンチャーキャピタリストとしても知られるなど多才な側面を持っていることで知られる。
Pierce氏の大統領選のキャンペーンサイトでは、自身がデジタル通貨分野でのパイオニアであることや、Block.Oneを設立し、50億ドル以上の資金調達を行なったことが記載されているようだ。キャンペーンサイトでは出馬する政党に関しては詳しく書かれていないが、Twitter上で無所属で出馬することを発表している。
米国ではすでに、インディアナ州、メイン州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、およびテキサス州での投票用紙の提出期限は過ぎており、ネバダ州の大統領指名の提出期限は、報道発表日から後3日と迫っている。
米国2020年大統領選挙は11月3日火曜日に予定されており、主要な候補者には、ドナルドトランプ大統領(共和党の現職)、ジョーバイデン(民主党員および元副大統領)およびジョージョーゲンセン(自由党員)が予定されている。最近では米国のミュージシャンであるKanye West氏も出馬を表明しており、大統領選の先行きが注目されている。
参照記事:CoinDesk