カニエ・ウエストが、アメリカ大統領選に立候補|ビットコインには好影響

カニエ・ウエストが、アメリカ大統領選に立候補|ビットコインには好影響

ミュージシャンでありながら、音楽プロデューサーやファッションデザイナーの顔も併せ持つ多才なアメリカのミュージシャンで、カニエ・ウェスト(Kanye Omari West)氏が、2020年アメリカ大統領選挙への出馬を表明し、国内外から注目を集めている。

ウエスト氏がアメリカの独立記念日である7月4日、Twitterに次のようにツイートした。このツイートは発信1時間ほどで10万件を超えるリツイートを記録し、関心の高さがうかがえる。ウェスト氏の妻であるキムカーダシアン氏は、夫の宣言に応じてアメリカの国旗の絵文字をツイートしている。

「私たちは今、神を信頼し、ビジョンを統一し、未来を築くことによって、アメリカの約束を実現しなければなりません。私は米国大統領に立候補しています。」(日本語訳)

Forbes誌の世界で最も影響力のある人物2016年度のランキングにて、21位のスペースX 共同設立者兼CEOであり、テスラ共同設立者兼CEOなどを務め、仮想通貨市場にも影響力を持つイーロン・マスク(Elon Reeve Musk)氏がすぐさま反応。「あなたは私の完全なサポートを持っている!」とツイートし、ウェスト氏のアメリカ大統領選立候補の応援を表明している。

ブロック・ピアース氏も大統領選に立候補

カニエ・ウェスト氏による2020年度アメリカ大統領選立候補表明から一夜明けた5日、ディズニーチャンネルで子役として活躍。現在は仮想通貨への影響力を持つブロック・ピアース(Brock Pierce)氏が大統領選立候補をTwitterで発表。

「私、ブロック・ピアースは2020年度アメリカ合衆国大統領に立候補しています。」(日本語訳)

ピアース氏は2012年9月に設立されたBitcoin Foundation(ビットコイン財団)のディレクターと、仮想通貨起業家兼ベンチャーキャピタリストとしての肩書を持ち、ビットコインで10億ドルに上る資産を築いており、仮想通貨市場に大きな影響を与える人物として知られています。

ピアース氏の立候補がウェスト氏に対抗しての立候補であったかについては一切言及されていないものの、ウェスト氏は「分散せよ!」と過去に仮想通貨についてツイートしており、両社の大統領選利候補には、“ビットコイン”という共通項がある点に注目したい。

カニエ・ウエスト氏の立候補は本気なのか

大統領に立候補したカニエ・ウェスト氏だが、どれほど真剣に考えているかは明らかではない。

同氏のツイートはマーケティングの一貫とみられており、ABCニュースは、今週の初めにリリースされたウェスト氏の次期アルバム「ゴッドカントリー」とそのファーストシングル「Wash Us in the Blood」のプロモーション活動の可能性がある」と指摘されている。

また、ウェスト氏と彼の妻キムカーダシアンは、ドナルドトランプ大統領の知り合いであり、ホワイトハウスへ何度も訪問している。ウエスト氏はこれまで、トランプ氏に対するツイートを発信しており、過去には「トランプ氏に同意する必要はないが、暴徒が私に対し、彼を愛さないようにすることはできません…彼は私の兄弟です。」とツーとしている。

4日の発表がウェスト氏による大統領選立候補について初めて言及したものではなく、2015年には2020年に大統領に立候補すると述べ、さらに昨年、2019年には2024年の大統領選出馬意思をファンの前で述べている。

果たしてウエスト氏のアメリカ大統領選の出馬表明は本気の立候補なのか、はたまた自身の新曲プロモーション活動の一つであり、パフォーマンスなのか。ABC Newsは、11月の投票に参加するためには、Westが独立し、必要な署名を取得する必要があると説明。インディアナ州、メイン州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、テキサス州を含むいくつかの州では、立候補の申請書提出期限がすでに過ぎている。ブルームバーグによると、現時点では、ウェスト氏は連邦選挙委員会に立候補するための書類を提出していないようだと報じている。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!