ファイルコイン(Filecoin / FIL)の特徴・詳細とは?|ストレージ要領をトークンへ交換

ファイルコイン(Filecoin / FIL)の特徴・詳細とは?|ストレージ要領をトークンへ交換

2020年、ビットコイン価格が再び100万円に突入し暗号資産業界に再び注目が集まっているなか、2017年8月に実施したICOにてプレセールス時に開始1時間で約170億円の資金を集めたプロジェクト「Filecoin(ファイルコイン)」に大きな注目が集まっています。

ウィンクルボス兄弟が運営するSEC認可の取引所「GEMINI」や米最大手の取引所「Coinbase」が早くもファイルコインの上場を表明しており、2020年3Qに予定されているメインネットローンによって通貨需要の増加はもちろん、さらなる大手取引所での取り扱いが見込まれています。

今年、最も注目の暗号資産プロジェクト「ファイルコイン」について徹底解説していきます!

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Web1.0〜Web3.0への時代に移り変わり

インターネットの急激な成長やスマートフォンの普及によりWebの時代が大きく移り変わろうとしています。そんなWeb時代が抱える、一つの大きな問題をご存知でしょうか。

現在のインターネット社会は、無料の動画コンテンツやSNS、Eコマースなど必要な情報を自由に閲覧でき、誰とでも繋がる世界が実現されています。しかしその反面、多岐にわたるサービスにより企業から個人までの全ての情報を保存するために膨大なデータを保管しなくてはいけません。

そのデータ量は日々拡大の一途を辿っており、一部の大手企業ですらそれらのデータを保管することが難しくなっているのです。
実際にフェイスブック社は顧客の個人情報を流出させ、大きな社会問題へと発展しています。

データの肥大化による影響は次のような内容が挙げられます。

データ増加による問題

・コストの肥大化
・中央集権管理によるセキュリティ問題
・消費電力の増加

Web3.0時代の幕開け!注目の「IPFS」とは

Web3.0と呼ばれる新時代の中核をなす技術と言われているのが「IPFS(Interplanetary File System)」です。

ファイルコインは、このIPFSを活用し「P2P分散管理ファイルシステム」を提供。ブロックチェーンにデータ保存の機能が組み込まれ、Web3.0が完成することになります。

IPFSとは?

「IPFS(Interplanetary File System)」は、Protocol Labs社のJuan Benet氏が考案したHTTPに代わるP2P分散管理ファイルシステム。インターネット上で提供されているハイパーテキストシステム「www」と同様にファイルを配置し、パブリックにユーザーが誰でもアクセスが可能になり、中央集権のストレージ問題を解決するシステムである。

2020年、暗号資産が大きく変わる流れ

2020年、ブロックチェーン業界は大きく進化を遂げ世界経済やインターネット社会に大きな変化をもたらしています。そんな時代のなか国家が主導となって動き始めた中国人民銀行構想のデジタル人民元、フェイスブック社が構想するLibra(リブラ)、さらには歴代2位の資金調達を達成したFilecoin(ファイルコイン)が暗号資産の時代を大きく変えることになるでしょう。

なぜ、この3通貨が時代の流れを変えるのか。

その答えは明白です。冒頭でも説明したようにインターネットと私たちの生活は切っても切れない関係にあります。そして生きていく上で欠かせない「お金(通貨)」の在り方も時代に合わせて変化することは必然と言えます。

今まさにインターネット上の通貨すなわち「デジタル通貨・暗号資産」へ大きくシフトし始めているのです。

暗号資産の時代を変える3プロジェクト

・中国デジタル人民元
・リブラ(フェイスブック)
・Filecoin(ファイルコイン / FIL)

ファイルコインの詳細|GEMINIで取り扱われることが決定したプロジェクトとは?

ファイルコインは、IPFSを活用してユーザー同士のストレージの貸し借りが可能な分散型ストレージネットワークです。

仕組みはシンプルで、既存のデータセンター&ビッグデータに加え、個人のパソコンやスマホの空き容量を提供し巨大なネットワークを構築しようという次世代のプロジェクトとなります。この巨大なネットワーク参加者に与えられる報酬こそが暗号資産ファイルコインなのです。

注目される4つの理由

ファイルコインは自家需要及び、投機需要のバランスが整ったプロジェクトです。ファイルコインにおける自家需要とは、データセンター&ビッグデータ市場そのものであり、これらの市場の成長と共にIPFSへの移行が見込まれ、市場そのものが拡大することが期待されます。(データセンター&ビッグデータ市場についてはこちらをご覧ください。)

そしてファイルコインの最大の特徴である「4つのポイント」。
これがファイルコインに大きな注目が集まる理由なのです。

注目すべき4つのポイント
  • 適格投資家
  • 取引所への上場
  • 先物取引
  • Web主要企業のIPFS参入

注目すべき4つのポイントを詳しく解説!

1、適格投資家

2017年8月にICOを実施したファイルコインは、プレセールス時に開始1時間で約170億円の資金を調達し最終資金調達は約282億円を達成しています。
歴代資金調達第2位を記録したファイルコインですが、驚くべきはその金額のみではありません。

最も注目されている点は、ファイルコインのICOに参加した投資家は全て適格投資家と呼ばれるプロ投資家に限定されています。
この適格投資家とは、「総資産額1億ドル以上の投資家または年間20万ドル以上の利益を出したプロ投資家のみ」という限定された投資家のみが参加しています。

ICOに参加した適格投資家は、WINKLE VOSS Capital、Andreessen Holowitz Capital、Digital Currency Group、SEQUOIA Capital、Y Combinator、Coinbase、SKYPEなどの暗号資産関連キャピタルから有名な適格投資家、シリコンバレーを代表する大手企業が参加しました。

2、取引所への上場

米SEC認可の暗号資産取引所Geminiは、ファイルコインのカストディ(保管・管理)サービスをメインネットローンチ後に対応すると発表しました。さらには米大手仮想通貨取引所Coinbaseでの取り扱いも発表されています。2020年3Qに予定されているメインネットローンによってさらなる大手取引所での取り扱いが見込まれています。

Gemini公式サイトより画像引用

「Filecoinは法定通貨または他のデジタル通貨で売買できるようになります。Geminiは、FILの保管をサポートする予定です。」

3、先物取引

大手暗号資産取引所Gate.io、Lbank、BitForex等ではファイルコイン(FIL)の先物であるIOUが既に取引されており、先物取引で市場が形成されています。さらに先物にも関わらず、価格もは1,000円以上を付け月間取引は1,000億円以上に達しています。(2020年6月9日現在)

4、Web主要企業のIPFS参入

2020年の4月に入り、WikipediaやGoogle booksなど大手企業らが相次いでIPFSの採用を発表しています。Filecoinの上場を控えてIRが活発化していると同時に、ネット業界全体からの注目度の高さの証明でもあります。

ファイルコインのメカニズム / FILの発行・報酬付与

ビットコイン(BTC)に代表されるハッシュ集約型のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)とファイルコインのマイニングは大きく異なります。ファイルコインメインネットへのストレージの提供(Proof-of-Spacetime)と、検索機能の提供(Proof-of-Replication)に基づいてマイナーがファイルコイン(FIL)を報酬を得られる仕組みを採用しています。

ストレージマイニング / Proof-of-Spacetime

ストレージマイナーは、自分の保有する空き容量の一部(セクター)をIPFSに貸し出しその報酬としてファイルコイン(FIL)を獲得することができます。このストレージマイナーはセクターを貸し出すうえで一定期間空き容量がオンラインに存在することを「宣誓」し、その担保としてFILトークンをブロックチェーンに送信。セクターの容量と値段を設定しストレージマーケットで売り出します。

貸し出しているセクターを借りたいユーザーが発生した場合、代金が払われストレージマイナーのもとにデータが転送されます。ストレージマイナーは随時Proof of Storageを発行し自分が情報を保持していることを証明する必要があります。また、データの保有量に応じてブロック生成を行う権利も得ることができます。

宣誓が守られない、データが紛失する、オフラインでアクセスできなくなるなどした場合は担保の一部が没収されます。ブロック報酬と取引手数料を獲得する確率は、マイナーがフェイルコインネットワークに提供するストレージの量に比例し、ハッシュ力ではありません。

リトリーブマイニング / Proof-of-Replication

リトリーブマイナーは、分割された情報(ファイル)の破片(ピース)をユーザーの代わりに集めて提供することによりファイルコイン(FIL)を獲得することができます。アロケーションテーブルを参照しユーザーの要求するデータをストレージから引き出します。ユーザーとリトリーブマイナーで交渉が成立した場合、ファイルコインとデータの交換が実行されます。

「リトリーブマイナーの帯域幅と取引の入札 / 初期応答時間(待ち時間とクライアントへの近接性)」により、ネットワーク上の検索取引を成立させる能力が決定され、能力に比例してファイルコインを獲得する確率が決定することはもちろん、ストレージマイナーがリトリーブマイナーの役割を兼ねているためその役割を果たす傾向にあります。

【FILECOIN MINER】マイニングファーム&テストネット実績

国内唯一のファイルコインのマイニングを扱う事業者であるFILECOIN MINERのマイニングファームは中国福建省福州市にあります。 パートナーである中国のマイニングマシンメーカーであるNONENTROPY社(逆熵科技有限公司)とマイニングプールのデベロッパーであるTOMORROW社(毛球科技有限公司)と共同で開発したFILECOIN MINERは、最先端のデータセンター設備に24,960TBのストレージを備えてファイルコインマイニングを展開します。

■設置場所:中華人民共和国 福建省 福州市
■展開規模:24,960TB

テストネットの実績

2020年の2月に「Filecoin Testnet 1」が公開され、多数のマイナーがテストに参加しました。2020年5月15日AM5:00 「FilecoinのTestnet2」が公開され、80社のマイナーが参加。マイニングメカニズムのテストを行い、参加したマイナーの75%が中国、残りはほとんど欧米のマイナーで、韓国の事業者1社が参加しました。

Testnet2におけるFILECOIN MINERのマイニング実績データは驚くべき実績が出ています。その実績は競合他社と比較して「2.5~3倍の効率性」を実現しています。FILECOIN MINERのファームは、採掘時間や採掘数が他社と比べて劇的に少ないにも関わらず、ノード効率は他社の3倍以上を誇っています。

関連記事:ストレージ空き容量を提供して、ファイルコインを獲得する方法とは?

マイニング報酬の先行者メリット

ファイルコインの発行メカニズムによると、ファイルコイン総発行量は20億FILに設定されており、そのうち5%(1億FIL)は財団に割り当てられ、6年間で均等にリリースされます。10%(2億FIL)はICOに参加した投資家に割り当てられ36か月間で均等にリリースされます。15%(3億FIL)はプロトコルラボチームに割り当てられ、6年間で均等にリリースされます。残りの70%(14億FIL)はマイナーに割り当てられ、ブロック報酬の形で20年間をかけて徐々にリリースされます。

そしてメインチェーンはネットワーク全体のセキュリティを確保するために強力なコンピューティング能力を必要とします。そのため、最初から多くの参加者を必要としており、初期段階のマイニング報酬は特に高く設定され、そこから徐々にマイニング報酬が減少していく仕組みが採用されます。

開始から6年間でマイナー向けに割り当てられた14億FILの約50%がリリースされる計画であるため、ファイルコインのメインネットワークスタートアップの初期段階から参入する先行者メリットはきわめて大きくなっています。

FILECOIN MINERに関する情報・お知らせ

FILECOIN MINER

■ 運営:Sprout Systems Co., Ltd.
■ 日本向け販売元:株式会社SIGOOT

FILECOIN MINER スターターキット

■ スタータープラン:1.6TiB
■ スタンダードプラン:4TiB
■ プレミアムプラン:16TiB
■ クラウンプラン:32TiB

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2020.06.24

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