リブラのデジタルウォレットCalibraの名称を「Novi」に変更

リブラのデジタルウォレットCalibraの名称を「Novi」に変更

リブラネットワークのガバナンス、実装及び、戦略を担当する独立したメンバー組織であるLibra Associationは、リブラの支払いシステムのデジタルウォレットであるCalibraの名称を「Novi」に変更することを発表した。

CalibraをNoviにリブランドすることは、リブラの再構築におけるFacebookの最新の動きであり、ノビへのブランド変更はフェイスブックのリブラとそれに付随するプラットフォームに付けられた政府の精査のいくつかを緩和する動きと考えられる。Libra Associationの責任者は「Calibraから社名を変更しましたが、世界中の人々が手頃な価格の金融サービスにアクセスできるように支援するという長期的な取り組みを変更していません。」と述べている。

Calibraに関しては、ブランド変更は表面レベルのみであり、デジタルウォレットの名前がCalibraからNoviに変更された以外は、内部では何も変更されていないとのこと。CalibraからNoviへのブランド変更は、FinCENの元ディレクターであったRobert Wernerを最初の法務顧問としてフェイスブックに向かい入れたことに繋がるようだ。

Robert Werner氏は「私は自分のキャリアを金融犯罪との闘いに費やし、複雑な組織が政府と民間部門の両方で規制遵守を達成するのを支援することに専念してきました。このようなインパクトのあるプロジェクトに有意義に貢献できることを楽しみにしています。」と述べている。

フェイスブックが最初にリブラを発表したとき、彼らは世界中の政府から反発を受けたが、彼らの戦いは続いており、CalibraからNoviへの名称変更は、リブラが成功したローンチになることを期待できるように期待を込めたものだろう。