ユヴェントスのファントークン、ウェブサイトで取引可能に
イタリアのサッカークラブであるユヴェントスから正式に認可されたユーティリティトークンである、ユヴェントスファントークン($ JUV)が、パートナーのチリーズのオンラインマーケットプレイスで取引を開始した。
チリーズはファントークンを専門としており、FCバルセロナ($ BAR)、パリサンジェルマン($ PSG)、アトレティコデマドリード($ ATM)、A.Sローマ($ ASR)、ガラタサライ($ GAL)、CAインデペンディエンテ($ IND)、eスポーツチームO.G. ($ OG)などの他のプロサッカーチームとのパートナーシップも仲介しているとのこと。
ユヴェントスファントークンの所有者は、特定のチームの投票に参加することができ、 Decryptが2月の特集で今日のサッカーの世界への暗号化の影響について述べたように、ユヴェントスはすでにトークンの所有者にスタジアムのゴール中に再生する曲を決定する投票を行う予定だ。また、パリサンジェルマンはトークンの所有者にどのスローガンを表示するかについて投票しており、 一方O.G.のファントークン所有者は、プレーヤーがDota 2の競技中に使用したゲーム内バナーを選択できるなどの特典がある。
CoinGeckoによると、ユヴェントスのファントークンの価値は2.36ドルほどで、これまでに合計445,483ドルが取引されているとのこと。現在、流通しているトークンの数は不明だが、チリーズは当初2,000万トークンの限定実行を発表しており、取引は現在Chiliz.netのWebサイトからのみ行えるが、今後数週間でSocios.comアプリにも追加される予定のようだ。
チリーズのCEOであるAlexandre Dreyfus氏は2月にDecryptに対して、同社は2020年末までに50を超える伝統的なスポーツ、eスポーツ、エンターテインメントブランドにファントークンを提供することを望んでいると述べた。