仮想通貨取引所Bitstampがイタリアに続きスペインで登録取得で欧州進出加速

Bitstampがスペインで仮想通貨サービスプロバイダーの承認を取得

ルクセンブルクを拠点とする仮想通貨取引所Bitstampは、イタリアで同様の承認取得から約4カ月後、スペインで仮想資産サービスプロバイダーの登録を取得した事が分かった。

日本語訳:
ほらスペイン!
スペインのすべてのお客様に安全で安全な、規制された取引所仮想通貨を提供できることを嬉しく思います。

Bitstamp は4カ月前にイタリアで同様の承認を受けたばかりであるが、スペインでも承認された事により、同取引所はスペインのユーザーに仮想通貨と法定通貨および電子ウォレット保管サービスを提供できるようになった。なお、同取引所はすでにルクセンブルクとオランダで運営されている。Bitstampによる新展開は、ヨーロッパの仮想通貨取引所が元コンプライアンスオフィサー兼ヨーロッパCEO(最高経営責任者)であるジャン-バティスト・グラフティオー(Jean-Baptiste Graftieaux)氏をグローバル CEO の地位に昇進。同氏の就任から6カ月後にもたらされた今回のニュースは、ヨーロッパでの成長を加速させ、いくつかの機関パートナーを確保したことで称賛されている。

スペインの仮想通貨事情

Bitstamは先月、仮想通貨バンキングの新興企業であるBVNKも、シリーズ A の資金調達ラウンドから4,000万ドル(約56.5億円)の調達から5カ月後に、スペインで VASP登録を取得しており、BVNKは欧州連合全体への拡大の出発点であると説明述べている。

2022年7月、世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceは、スペイン銀行からVASP(FATF仮想資産サービス業者)登録を取得している。Binanceのスペイン子会社であるMoon Tech Spainは、2022年1月28日に登録を申請。6月上旬にオーストリアに本拠を置く仮想通貨のユニコーンスタートアップ企業のBitpandaは、スペインで仮想通貨取引きおよびデジタル資産管理サービスを提供するために登録されている。この承認は、スタートアップのヨーロッパのライセンスラインナップに追加され、同社はフランス、イタリア、スウェーデン、オーストリアで登録されている。

仮想通貨支払いゲートウェイプロバイダーであるTripleAによると、スペインの総人口の2.5%にあたる110 万人のスペイン人が仮想通貨を所有している。しかし、スペインの証券市場の金融規制を担当するスペイン政府機関である国家証券市場委員会による最近の調査では、スペイン人の6.8%が、ある時点で仮想通貨に投資したことがあることが分かった。

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