仮想通貨取引所クラーケン、インド市場に参入へ

仮想通貨取引所クラーケン、インド市場に参入へ

米国を拠点とする大手仮想通貨取引所であるクラーケンは、仮想通貨取引サービスに関するインド市場での事業を拡大する予定であることを明らかにした。

https://twitter.com/krakenfx/status/1237010980057612288?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1237010980057612288&ref_url=https%3A%2F%2Fbitcoinexchangeguide.com%2Fafter-the-supreme-court-lifts-rbi-ban-kraken-renews-plans-to-enter-indian-market%2F

この発表は、インド最高裁判所がインド準備銀行(RBI)による暗号ビジネスを含む銀行サービスの禁止に反対する判決を下した直後に公開されたもので、クラーケンのグローバルビジネス開発責任者であるサニーレイ氏は以下のように述べている。

「これはインドにとって非常に感動的な瞬間でしょう。 サトシナカモトは中央銀行は非効率的だと感じたため、ビットコインを作成しました。 暗号業界が世界で2番目に人口の多い国にある中央銀行と戦い、勝ったということは15億人が仮想通貨にアクセスする権利を得たことになります。」

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クラーケンはすでに先物、デリバティブ取引などのサービスをインドで提供しているが、インド当局により仮想通貨取引所の開発は制限されたままであるという現状があった。しかし、この度クラーケンはインド全土のトレーダーへの提供を拡大することが可能になり、新しい機能やサービスを通じて地域でサービスを拡大するためにリソースを再投入するとのこと。

クラーケンはインド市場での正確な計画についてはまだ明らかにしていませんが、インド市場は大きな可能性を秘めていると考えているようだ。その証拠に今年一月には仮想通貨取引所バイナンスが、Fiatベースの取引にピアツーピア(P2P)サービスを提供していた最も人気のあるローカル取引所の1つであるWazirXを買収しインド市場に参加している。今回のクラーケンのインド市場への参入は、仮想通貨市場全体にとっても間違いなく大きな影響を与えることになるだろう。

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