リップル社、エジプト国立銀行と提携
リップル社は、アフリカ最古の国有銀行であるエジプト国立銀行と提携を結んだと地元のメディアYoum7が報道した。報道によると、両者の提携によりリップルはリップルネット(Ripple Net)を使用した送金サービス技術を提供し、エジプト国立銀行はアラブ地域および世界中の国々で送金サービスを拡大する意向のようだ。
同銀行の役人であるHisham Okasha氏は、銀行とリップルネットが統合されることについて、「既に安全性を確認するテストは完了している」と準備は既に終えていると述べている。
リップルは、Intermexとの提携を発表したばかり
リップルは、エジプト国立銀行と提携を結ぶ報道をした一週間前にも、ラテンアメリカを中心に送金サービスを手がけるIntermex(インターナショナル・マネー・エクスプレス)と提携を結んでる。これによりIntermexでリップルネットを通したODL(オンデマンド・リクイディティー)が使用できるようになり、アメリカとメキシコ間でより高速かつ透明なクロスボーダー送金取引サービスが実現することになる。
ODLはマネーグラム、ゴーランス、ヴィアメリか、フラッシュFXなど複数の国際決済会社で採用されており、リップルネットに参加する企業は300社を超えてきている。
XRPの価格は好調
ここ数日、リップル社が発行するXRPの価格はかなり上昇しており、数ヶ月ぶりに32円を超えました。この価格上昇はまだ安定したものではありませんが、仮想通貨市場全体に資金が入ってきていることから、市場全体で上昇傾向にあるようだ。
リップル社は、リップルネットを通して多くの企業と提携を結んでいるが、昨年末には2億ドルという巨額の資金調達も完了し、ますます勢いに乗っている。リップル社のCEOは、株式市場への上場も示唆するような発言を残しているが、リップル社の景気とXRPが今後どのような関係になるか、動向に注目したい。