トム・リー、「大麻関連株はビットコインバブルを彷彿させる」
米国Fundstrat社の創設者であるTom Lee(トム・リー)氏は、ビットコイン(BTC)とマリファナ関連株は多くの共通点を持っていると主張した。金融アナリストとしても有名なリー氏は、CNBCのインタビューに対して、2018年の仮想通貨バブルと2000年代初頭のITバブルのクラッシュを彷彿させるとコメントした。
リー氏は、現状のマリファナ関連株は大きな変わり目の時期であると考えており、ビットコイン・ITバブルに似ていると考えており、次のように自身の考えを主張している。
「需要が増大する可能性がありますが、誰かが本当に適切に価値を獲得できるようになるまで、持続可能なリターンとエクイティを生み出すものを作成するのは難しいでしょう。」
しかし、マリファナ関連株および市場がバブル崩壊しているということではないという。これらはビットコインやITバブルの初期のビジネスモデルを彷彿させており、現状の盛り上がりを「利益のない繁栄」と表現している。
最近のマリファナ関連株は、2018年に急上昇している。また実際に多くのアナリストは今年、ほとんどのマリファナ関連株が急落する態勢が整っている主張してる。世界最大の公開大麻会社であるCanopy Growthは既に、過去最高値から64%急落、2019年には約26%低下している。