過去最悪の詐欺被害プラストークン、「大量のBTC売却」を招く可能性

過去最悪の詐欺被害プラストークン、「大量のBTC売却」を招く可能性

11月中旬から価格下落が止まらないビットコイン(BTC)だが、この下落と合わせて今年の夏(6月頃)のビットコインの価格上昇の陰にプラストークンの影響があるのでは?という声が挙がっている。さらに7月に発生したビットコインの暴落にも関与しているという。

ツイッター上で情報を公開している仮想通貨アナリストのErgo氏は「私の計算で出た数字が正しければ、今年初めに報告された20万BTCの見積もりは正しいものであり、市場への影響はしばらく続くだろう」と述べている。Ergo氏はプラストークンのビットコイン売却が、市場のサイクルに異常な影響を与えていると考え、独自に調査を進めている人物だ。

つまりビットコインの価格が下落しているのは、プラストークンが被害者から集めた資金20万BTC(約1,645億円)を売却していることが理由とされる。

プラストークンは、約58,000BTCを保有する

Ergo氏によれば、プラストークンに関連するアドレスには、まだ約58,000BTC残っているという。1日1,000BTC売り続けた場合、あと2ヶ月はビットコインの価格が下落する可能性があるのだ。市場への影響が今後も続くとしていることから、ビットコインの価格への警戒感が強まっている。

このまま下落が続けば、ビットコインの大量売却が発生する可能性も出てきた。7,500ドルの上値抵抗線以外に目立つラインがないため、多くの投資家はどこで戻り売りをしようかと考えあぐねている状態だ。ここでマイナスのニュースが出て市場が反応したら、急いで売り増しする投資家も出てくるが、さらにブル派の損切りが下落を加速させることもある。

特にブル派の個人投資家が恐怖で損切をするタイミングには、大口が動くとされる。さらに恐怖をあおり、損切を発生させるためだ。新規でも決済でも、売り注文が大量に入る可能性が否定できなくなった。

被害の概要

ブロックチェーンの分析会社Ciphertraceの記事では、被害額は合わせて約29億ドル(約3,160億円)にもなるという。中国警察がバヌアツで6人の中国人犯行グループを逮捕している。被害の手口はポンジ・スキームと呼ばれる自転車操業的な詐欺の一種で、仮想通貨市場最悪の被害となった。

今年8月23日に発表されたElementusの記事によって、プラストークンが80万人の参加者から合計1,000万ETH(約1,667億円)を集め、さらに引き出された資金の48%が取引所Huobiに送金されたことが判明している。

詐欺プロジェクトPlusToken、大量のイーサリアムを取引所Huobiに送金

2019.08.28
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