仮想通貨ビットコイン、累計取引手数料が10億ドルを突破

仮想通貨ビットコイン、累計取引手数料が10億ドルを突破

10月31日、誕生日を迎えたビットコイン(BTC)は、共通通貨として今もなお世界各国の投資家やユーザーに愛され、使用されている。そんなビットコインは30日、BTCブロックチェーンの累計取引手数料が10億ドルに達したことが明らかになった

ビットコインのホワイトペーパーは2008年10月31日、サトシナカモトの論文が発表。その2カ月後の2009年1月3日、ビットコインブロックチェーンの最初のブロック(genesis block)が誕生。そして2009年1月12日、サトシナカモトから、著名なソフウェア開発であるHal Finney氏へ、ビットコインが世界で初めて送金されたのだ。このように11年にわたる長い歴史が積み重なったビットコインは、多くのユーザーに使用され続け、取引手数料が増え続けている。

しかし、ビットコインの取引手数料は年々、減少傾向人あるのだ。その要因として「Segwit(セグウィット)」や「Lightning Network(ライトニング・ネットワーク)」による送金関連の技術革新が起因している。これらの技術は、ブロックの記録されるデータの圧縮など、様々な技術革新によってビットコインの送金コストを削減することが可能になった。

世界各国にはビットコイン以外にも、多くの仮想通貨が発行されており、送金分野に特化した仮想通貨まで存在している。この送金に特化した仮想通貨の代名詞といえば、仮想通貨リップル(XRP)だろう。仮想通貨XRPを活用した送金ネットワークを構築するリップル社は、世界中の共通通貨としてXRPを使用するために、日々、有名企業、銀行などとパートナーシップを締結している。

しかし、中央集権化されていない唯一の通貨は、現時点でビットコインしか存在していない。そのため今後、ビットコインを世界中の人々が使用し、世界共通通貨として認識される日も遠くはないのかもしれない。

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