Blockstack|悪のまかり通らない時代の幕開け =UNBLOCK TOKYOイベントレポート
インターネットが誕生してからWebという存在は急激に成長し続けている。しかし急激な成長に伴い、悪意あるユーザーによるサービス提供によって、サービスを利用するユーザーの安全性を確保することができないのが今の現状である。
Blockstackは、これまでのクライアントサーバーシステムやクラウドコンピューティングに代わり、ユーザーデータを保護するセキュアなアプリケーションの開発環境を提供することを可能にする。
そんなBlockstackのプロダクションパートナー兼PBC Xan Ditkoff 氏が、これから訪れる「Web3.0」について語った。
BlockStackが構想するWeb3.0の時代
Web3.0とはなにか。
WEBを非中央集権化させることです。Googleは言いました。「悪魔になるな、我々を信じろ」と。
Web3.0とは、この言葉をより進化させたものです。信頼できない人にも提供できる、提供しても問題ない状態のことです。つまりGoogleが言った”悪魔になるな”、ではなく”悪魔になれない”が重要だということです。
BlockStackはどこから始まったのか。
プリンストン大学で、暗号技術の研究から始めました。難しいところから解決する、それからでした。我々の旅路は短距離ではなく、長距離です。そして、多くのベストプラクティスを持っています。
データベースであるべきとは思っていません、どのようにブロックチェーンを使えばいいのか、どうやってブロックチェーンを使うかが重要です。スマートコントラクトとは便利です。どのように、どうやって使うかを明確にしなければならない。突き詰めていくと、やはりスケーラビリティが重要ということが分かりました。
開発者にとってどういうものなのか
アイデンティティを登録すると、IDや暗号化されたID、情報を補完することが出来ます。AWS、Googleドライブのデータを暗号化させて補完でき、さらに柔軟に対応、暗号化させたまま繋ぐことができます。さらにウォレットまで揃っています。
これらが揃うことによって、デジタルの世界で生きていくことが可能です。そして、開発者でなくてもアプリを作れるプラットフォームになります。
たくさんのアプリがあり、JAVAでアプリを作成、これらは非常に人気があります。なぜかと言うと、高度な技術を必要としないから。その点においてアメリカでとても人気です。すでに、260以上のアプリが立ち上がっており、すでに使うことが出来ます。今までと同じようなアプリのように、分散化やブロックチェーンを意識することはありません。
App Miningとは
すごく簡単だから、人が集まっています。1時間でdAppの作り方、PoCを完結出来ます。マイニングは難しいと言われてきましたが、とても評価されています。毎月、100万円分のトークンを吐き出しています。
イベント開催
サンフランシスコで10/30にBLOCKSTACK Summitを開催を予定しています。
最後に、我々は常にオープンソースであり続けなければならない、それを証明するためにGithubに更新し続けています。そこで会いましょう。