Harmony Protocol|ブロックチェーンは研究から開発/実証へ、億単位のユーザが使用する技術とは?|UNBLOCK TOKYOイベントレポート

Harmony Protocol|ブロックチェーンは研究から開発/実証へ、億単位のユーザが使用する技術とは?

登壇者:John Whitton 氏(Harmony)

億単位の人が使うブロックチェーンプラットフォームの構築

BinanceのIEOで一躍日本でも有名になった「Harmony=ONE」は、どんな人でも簡単にブロックチェーンを使うことが可能となるプラットフォームを作ることをプロジェクトの目的としている。

セキリュティが高く、分散化されたプラットフォームでは、様々なアプリケーションが構築され多くのユーザーがノードに参加することで、流動性を担保するということも目的に入っている。

https://twitter.com/harmonyprotocol/status/1145261547226304512

John Whitton 氏はチームの中でITアーキテクトとして仕事をしている。
ITアーキテクトはまさしく、経営とIT全体を見据えた「アーキテクト(設計士)」であり、システムの最終的な仕上がりを左右してしまうほど重要な存在である。

Harmonyチーム

Harmonyのチームは、結成して1年ほどになるが、創設者にはGoogle・Appleでエンジニアとして働いていたStephen Tse氏、「Amazon」Webサービスチームを率いていたLeo Chen氏、などの専門性と経験力豊かなチームで構成されている。

世界中の優秀な技術者集団であり、グローバルなインフラストラクチャを創っていくこと可能なスーパーチームとなっている。

Harmonyのノード

Harmonyには、1000個のノードがあり680がHarmonyの運営が使っていて320が外の投資家やユーザーが使っている。

10月7日でメインネットがローンチしてから100日を迎える。

ノードを立てている方は自分の仕事としてやっている人がほとんであり、Harmonyノードであれば誰もがノードを立てることができるように作られている。

Harmony上でノードを立てるということは、どこのブロックチェーンプラットフォーム上でノードを立てることより簡単である。

pangaea

pangaeaはHarmonyの代表的なゲームである。
1クリックで、簡単に開発を始めることができるシステムだ。

pangaeaの目標は以下の3つである

  1. 全ての外部ノードのネットワーク上で、スマートコントラクトを立てることやリシャーディングなどのHarmonyのコアプロトコルマイルストーンと更新をテスト。
  2. 情報の構築と競争をて経て、メインネットの準備ができた膨大な数のノードをセットアップして搭載する。
  3. Harmonyネットワークのセキュリティ保護を支援し、バリデータコミュニティでリーダーとしての役割を引き受けることで、努力をし続けるコミュニティーメンバーを特定して表彰する。

ハーモニテクノロジー

テクノロジーは以下の3つが重要だということがよく言われている。

  • スケーラビリティー
  • セキュリティー
  • ディセントライザーション

Harmonyは「プライパシー」というのが非常に重要な項目になっている。
この項目には「Deepsharing」を用いており、実はインターネットプロトコルを開発するのに、多くの開発者が使用している。

さらに消費者のプライバシーを保護しながら、データ共有にゼロ知識証明を適用している。ユースケースとしては、広告取引市場・信用格付け・企業間のデータコンコンソシアムが含まれている。

 

sharding technology

Harmonyのstate shardingは、小さなノードグループにネットワークを分割することはできないが、各shardにブロックチェーンstateの一部を保存することができる。
この場合、ブロックチェーンの状態データが大きくなっているため、ノードデバイスの需要を効果的に削減しコスト削減につなげている。

Secure resharding

このコンセンサスのすごいところは、毎秒1000のトランザクションがあり、400のノードで行うことができる。

トランザクションスピードを早くするために、賞金額を上げるなど工夫をしていく。

そして新しいブロックを生成するのに150ノードに確認をし、3分の1に承認を得て、新しいブロックを作る。

Harmony Developer Tools

HarmonyのDeveloperToolSには以下のようなものがある

  • 「API」
  • 「SDK」
  • 「Testnet」
  • 「Smartcontracts」

スマートコントラクトは、h2oと呼ばれている。

Harmonyのロードマップ結果

Harmonyは以下のようなロードマップで進めてきた。

  • Q1:Privacy…confidentioal Aseets、Vertical Toolkits、More Bridges
  • Q2:Binance IEO…mainnet launch
  • Q3:Quidd acquisition…pangaea、Testnet tooling
  • Q4:Staking/Utilizaition…EPOS、Developer Tools、Smart Contract Protocols

コンセンサスアルゴリズム

 

Harmonyは、ステートシャーティングとP2Pネットワーキングの革新的なをブロックチェーンだ。

そのシャーディングは、安全なPosと分散的なランダム性を使用している。Harmonyは、企業が代替可能なトークンと非代替資産(ゲームグッズや不動産など)の市場を構築するのを支援ていく予定だ。

ステーキングに関しては、一般的な多くステーキングしている人には多くの報酬が入るようになっているが、資本主義のようにならない為に過度なステーキングに関しては、報酬が減る仕組みとなっている。

 

エコシステム

Harmonyの開発が進むにつれ、より多くの人がブロックチェーンを容易に使用することが可能となるだろう。

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