リップルがオンラインコンテンツ収益化プラットフォーム「Coil」に10億XRPを出資
リップル社は、クリエイター向けのオンラインコンテンツ収益化プラットフォーム「Coil(コイル)」に10億XRP(約2億6,000万ドル)を支出する計画を発表した。
プレスリリースによるとリップルの投資部門であるXpringは、スタートアップのための400万ドルのラウンドに参加したと伝えられている。
10億XRPの助成金は、XRPの普及、有用性を高め、Coilの収益化プラットフォーム成長のために使用される計画であるという。
CoilのCEOであり、XRPを含むあらゆる通貨でのマイクロペイメントのストリーミングを可能にするInterleger Protocol(ILP)の共同作成者であるStefan Tomasは以下のように述べた。
世界中のクリエイターはコンテンツの収益化と配信方法について、より多くの選択と管理を望んでいます。
Web収益化は、世界中のクリエイターやファンにより公平でオープンで包括的なソリューションを提供します。このイニシアチブは、WEB全体でコンテンツをサポートするより良い方法を提供することで、クリエイターの競争の場を平準化するのに役立ちます。
またXpringの上級副社長イーサン・ビアードは今回の支援について以下のように語っている。
XRPの低コストで高速なトランザクションは、Coilが代替の収益化方法を提供し、クリエイターにプラスの影響を与えるための理想的なツールです。クリエイターにとって現在の収益化方法は最善ではなく、Coilが目指すものが理想的だと言えます。
Xpringでは、価値のインターネットを実現し、XRPーCoilとチームの旅をサポート出来ることをうれしく思います。
XRPがCoil支援を発表したことにより「Coil」の認知度は一気に跳ね上がっただろう。
Xpringは今年初めに、コミュニティを活用したエンタメプラットフォーム「Imugur」、ビデオストリーミングサービス「Cinnamon」へのパートナーシップと投資も発表している。