XRPの日次トランザクションが、2017年仮想通貨バブルを彷彿=リップル社主催の「SWELL 2019」が影響か
仮想通貨リップル(XRP)の日次取引(トランザクション)数が過去最高記録である170万件目前まで上昇している。仮想通貨のデータを提供するBitInfoChartsのデータによると、XRPのトランザクション数が26日、約165万件近くまで上昇し、仮想通貨市場全体のトランザクション数の50%を占めていることが明らかになった。
過去最高トランザクション数を記録したのは、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)をはじめとする仮想通貨市場が急激に上昇した、いわゆる仮想通貨バブル全盛期の2018年1月頃であり、現時点で仮想通貨XRPは仮想通貨バブルに匹敵するトランザクション数を記録している。また仮想通貨XRP以外の主要仮想通貨は、以下のようなトランザクション数となっている。
ビットコイン・イーサリアムのトランザクション数を上回る
24時間トランザクション数には仮想通貨イーサリアム(ETH)が2位であり、仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)は3位に位置している。
今回明らかになった日次トランザクション数の急激な増加は、2019年10月26日に最高記録に近づくまで上昇しており、この要因としてビットコインをはじめとする仮想通貨市場の急激な上昇が起因していることは間違えないだろう。しかし、ビットコインやイーサリアムのトランザクション数は26日に、上昇している様子は伺えず、全てが上昇に関連していなさそうだ。
しかし現在、仮想通貨XRPのコミュニティメンバーが注目する、米リップル社主催の大型カンファレンス「SWELL 2019」が迫っている。11月7日、8日の2日間で開催される「SWELL 2019」は毎年、XRP最大のファンダメンタルとして世界中のユーザーが注目するイベントだ。決定的なトランザクション数の増加は判明していないが、仮想通貨XRPの使用するユーザーが増加していることは事実であり、価格に大きな影響を与える可能性も十分にありそうだ。
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