リップル(Ripple/XRP)が今回の強気相場の可能性が最も高いと専門家が主張

XRPが市場サイクルで最もパフォーマンスの高い資産と主張

市場評論家のベン・“ビットボーイ”・アームストロング(Ben “BitBoy” Armstrong)氏は、XRPが進行中の市場サイクルで最もパフォーマンスの高い資産になる可能性があると主張している事が分かった。

XRPは過去24時間以内に2.11%の上昇を記録し、取引量は70%以上急増したことで、14億3,000万ドル(約2,191億円)を超えた。過去数時間でビットコインが72,000ドル(約1,100万円)の領域を取り戻したことで、このわずかな上昇が確認された。ただし、30日スケールでみてみると、XRPは-4%の値動きを維持しており、この強気シーズンが始まって以来、XRPはトップ100の仮想通貨の61%を下回っているのが現状だ。

これらの悲観的な指標にもかかわらず、同氏のような専門家は、XRPがこの強気局面で最終的に最もパフォーマンスの高い資産として浮上する可能性があると考えている。同氏はXに関する最近の投稿でこの考えを共有し、仮想通貨決済大手リップル社の事業努力など複数の要因を挙げ、次のように語っている。

私は今でもXRPが今回の強気相場で最も高い可能性を秘めたコインだと信じてい。私は動揺しない。


なぜXRPが最も可能性が高いのか

アームストロング氏が持続的な楽観主義を正当化する主な根拠は、リップルが深く夢中になっているRWA(現実世界資産)のトークン化が要因だ。

注目しておきたいのは、業界専門家らは、RWAのトークン化市場は今後6年間で16兆ドル(約2451.8兆円)の価値があると予測している点だ。同氏は、リップル社の取り組みからXRPが恩恵を受ける可能性があると見ており、2023年のサミットでは、リップル社のデビッド・シュワルツ(David Schwartz)CTO(最高技術責任者)は、2025年までにXRPレジャーがRWAトークン化のための好ましいプラットフォームになるだろうと主張している。

RWAは仮想通貨シーンで勢いを増し続けており、ミームコインだけに後を追い続けている。最近のレポートでは、RWAが終了したばかりの四半期において仮想通貨投資家にとって2番目に収益性が高かったことが明らかになっている。

同CTOは、XRPに対する強気の見通しをリップルに関する他の差し迫った動向に基づいて根拠付け、SEC(米国証券取引委員会)との長期にわたる訴訟の終結、リップル社のIPO(新規株式公開)、米国の銀行による採用の可能性などを挙げている。さらに、著名な資産運用会社がスポットXRP ETFを立ち上げる可能性についても言及している。

市場ウォッチャーの中にはXRPの可能性に対するアームストロング氏の楽観的な見通しに同意する人もいるものの、XRPが1年以内に75,000%という驚異的な成長を遂げた2017年を指し、同氏は過去の成功に執着していると主張する人もいる。

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