独大手保険会社、米ドルにペグした仮想通貨を発行か

独大手保険会社、米ドルにペグした仮想通貨を発行か

ドイツ最大の保険会社であるアリアンツは、投資銀行大手のJPモルガンのJPMコインと同様に、支払い用のブロックチェーンベースのデジタルトークンを開発しているとの噂が立っている。

Allianzの代表者は金曜日にThe Blockに、このトークンは200の国と地域の企業顧客に対する国境を越えた保険の支払いを簡素化し加速することを目的としていると語っており、同社はそれが「暗号通貨ではない」ことを強調。フォーブスによる以前のレポートを参照した。

「プロジェクトチームは、トークンベースの電子決済システムの開発の高度な段階にあり、さまざまな種類の支払いに対して摩擦なく、透明性の高い上に瞬時の送金を可能にします」と代表者は語っている。

会社によれば、トークンは米ドル(USD)に1対1で固定され、JPMコインと同様に1米ドルに相当し、銀行の機関顧客間の「即時」の送金のために構築されルものである。保険会社は、基本的な「コア」インフラストラクチャは、その事業保険部門であるアリアンツ・グローバル・コーポレート&スペシャリティ(AGCS)によってすでに構築およびテスト段階に入っているようだ。

ドイツの大手保険会社

アリアンツは、より迅速な支払いのためにブロックチェーン技術を模索しているますます多くの大手企業に参加しており、 たとえば、Signature Bankという、Signetと呼ばれるブロックチェーンベースの支払いプラットフォームを構築し、それを使用して1日数百万ドルを送信する100人以上のクライアントなどである。

ゴールドマン・サックスは、JPMCoinに似たものの発売も検討しており、 The Blockが以前に報告したように、投資銀行はデジタル資産とブロックチェーンの新規採用により「これまで以上に」進んでいるようだ。

今月初め、小売大手のウォルマートは、銀行が法外に費用がかかる低所得世帯に代替選択肢を提供するために、米ドルで固定されたステーブルコインを発行する計画を示唆する特許申請を提出しており、ソーシャルメディアの巨人Facebookも、同様の野望で暗号通貨Libraを立ち上げることを計画している。

しかし、Libraは、Facebookのよく知られているプライバシーの問題について、世界中の中央銀行や政治家からの精査を受けているなど課題もあるのが現状である。