Decentralandの3D仮想空間上で、賞金総額275万ドル(約3億円)のハッカソンが開催

Decentralandの3D仮想空間上で、賞金総額275万ドル(約3億円)のハッカソンが開催

ブロックチェーンを利用した3D仮想空間プラットフォームDecentraland(ディセントラランド)で賞金総額275万ドル(約3億円)規模のハッカソン(ソフトウェア関連プロジェクトのイベント)が開催されることが発表された。

ユーザーが所有する最初のバーチャルリアリティプラットフォームであるDecentraland(MANA)は、このプロジェクトで250万個のMANAと200個のLANDを配布する、SDK Hackathonを開催すると発表した。

発表によると、ハッカソンは9月16日から2週間行われ、ビデオゲームから芸術作品に至るまで、Decentralandの仮想世界の一部を形成するインタラクティブコンテンツの開発を開発者に奨励することを目的としている。

今回のハッカソンはユーザーのランド上にアイテムやDecentraland SDKを使って作成したコンテンツを配置し、その出来栄えを競うというものである。

賞金総額は275万ドル以上、優勝者には2500,000 MANA(約113万円とディセントラランドの土地200ランド分が送られる。

上位20位に入賞すると少なくても1,500ドル相当の額のMANAを獲得することができるが、各予選シーンでも1,000のMANAが与えられるとのことだ。

DecentralandのブロガーでJune Hackathonの裁判官であるMatty(別名DCLBlogger)は、次のように述べている。 「このイベントの成功と、さらに2か月にわたるSDKの成熟と機能の追加により、9月のハッカソンの参加者はさらに素晴らしい作品を生み出すことが期待されるであろう」

ディセントラランドが現在から将来にかけてのロードマップを公開したところでさらなる発展が期待される。