HashHubとマクロミルが、ライトニングネットワークを活用したアンケート調査開始
ブロックチェーン総合企業のHashHubと、市場調査会社のマクロミルが1日、ビットコインブロックチェーンの拡張性や処理速度などの解決を目的に開発された技術・ライトニングネットワークを活用したアンケート調査の実証実験を始めた。
アンケート調査は、マクロミルがデジタルマーケティング分野での知見、サービスの拡充を目指す事業の一環。今回はHashHubと連携することで、アンケート調査協力への報酬にビットコインを付与する仕組みを構築、検証する。
ビットコイン付与には、ブロックチェーンの外部に送受金者間で支払いの経路を設けるライトニングネットワークが活用されており、報酬が即時に送金されるという。
アンケート参加者は、HashHubが公開するアプリ「ライトニングサーベイ」にてアンケート質問を回答。回答直後にライトニングネットワークを内蔵した仮想通貨ウォレット「Pebble Wallet」を通して、BTC500円分を受け取ることができる。
アンケートの調査内容は「仮想通貨およびブロックチェーン技術の認知度」で、インターネットリサーチ形式で実施。マクロミルが自社管理するマーケティング専用パネル「マクロミルモニタ」上でも回答者を募集する。
回答情報は、マクロミル経由が一般の生活者グループ、HashHub経由が仮想通貨利用者およびに仮想通貨に興味関心があるグループに分類し、マクロミルが認知度などを比較分析する。実験の結果は9月24日開催のイベントで公開する予定だ。