Block.oneはドメインを“3000万ドル”で購入|仮想通貨EOSのスタートアップ企業

Block.oneはドメインを“3000万ドル”で購入|仮想通貨EOSのスタートアップ企業

時価総額ランキング6位に位置する仮想通貨EOS(イオス)のプロジェクトを手がける、ブロックチェーン関連スタートアップ企業であるBlock.one(ブロックワン)は「Voice.com」というドメイン名を「3000万ドル」で購入したことが判明した。

高額で購入された「Voice.com」のドメインは、エンタープライズ分析およびモビリティソフトウェアの世界的大手プロバイダであるMicroStrategy が販売し、今後はBlock.oneがドメインの所有者となる。

ドメインの購入には巨額の資金が動くとされているが、今回の3000万ドルという金額は、その中でも超高額の分類に属し、ウィキペディアのドメイン売上高ランキングでは、購入額5位にランクインする。

  • LasVegas.com(9,000万ドル)
  • CarInsurance.com(4,970万ドル)
  • Insurance.com(3,560万ドル)
  • PrivateJet.com(3,018万ドル)
  • Voice.com(3,000万ドル)
  • Internet.com(1,800万ドル)

MicroStrategyは今回の発表で、この他にも高品質の販売用ドメインが多数あることを明らかにしており、同社のマーケティング責任者のトップであるMarge Breya氏は、次のように述べている。

「1ダース以上の刺激的で強力なドメイン名を保持しています。Voice.comのような超プレミアムドメイン名は、企業がブランドの認知度を高め、ビジネスに着手し、価値創造を大幅に加速するのに役立ちます。」

Block.oneは今月初め、「Voice.com」を使用したブロックチェーンベースのソーシャルメディアアプリケーションを立ち上げており、一連の活動でVoiceを作り出すために1億5000万ドルを費やしているようである。

Block.oneの資金力

ここまで大量の資金を有するBlock.oneは昨年6月、約1年間にわたる仮想通貨トークンのクラウドセールを完了したことが判明。資金調達した金額は、約40億ドル(約4381億円)もの大量の資金を調達しており、ICO(イニシャルコインオファリング)の歴史の中で過去最高の金額となっている。

この資金調達は、仮想通貨の歴史の中でも355日にわたる長期の資金調達ということもあり、このような大規模な資金と調達に成功しているが、クラウドセールの初日から5日間でも1億8,500万ドルを調達している。

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